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「幼稚園」は英語で何?Kindergarten・Preschool・Nursery Schoolの意味と違いを徹底解説

英語で「幼稚園」と言いたいとき、kindergarten・preschool・nursery school という似た単語が出てきます。


でも、これらは完全に同じ意味ではなく、対象年齢や目的、ニュアンスが少しずつ異なります。


今回の記事では、幼稚園を表す3つの英単語のそれぞれの意味と使い方をわかりやすく解説いたします。

 

 

 

Kindergarten(キンダーガーテン

対象年齢は一般的に5歳前後(小学校入学の前年)で、国によっては4歳〜6歳を含むこともあります。特徴としては以下の通りです。

 

・小学校入学のための準備をする学年的ポジション

・読み書きや数字、簡単な科学・社会の学びも始まる

・集団行動のルールを学ぶ場でもある

 

 

 

例文

My son is starting kindergarten this fall.
(息子は今年の秋からキンダーガーテンに入ります。)

 

 

 

 

Preschool(プリスクール)

対象年齢は3歳〜5歳くらい(kindergarten の前)で、以下のような特徴があります。

 

・「就学前(pre-school)」の教育全般を指す広い言葉

・遊びを通じて学び、社会性や生活習慣を身につける

・カリキュラムは柔軟で、私立運営が多い

 

 

アメリカでは pre-K(pre-kindergarten) と呼ぶこともあり、kindergarten の1つ前の学年を指す

 

例文

She goes to preschool three days a week.
(彼女は週3回プリスクールに通っています。)

 

 

 

 

Nursery School(ナーサリースクール)

対象年齢は0歳〜3歳で、地域によっては4歳までを指します。特徴は以下の通りです。

 

・保育(食事・お昼寝・日常の世話)を中心に提供

・働く親のための預かりが主目的

・教育要素は軽めで、遊びと生活のケアが中心

 

 

イギリスやシンガポールでは nursery や nursery school が「幼稚園」的な意味で使われることもあります。

 

例文

We need a nursery that accepts infants.
(乳児を受け入れてくれるナーサリーが必要です。)

 

 

 

 

国や地域による違い

アメリ

kindergarten は公教育の一部で5歳児が通うことが多い。preschool / pre-K はその前段階。daycare(デイケア)は保育寄りの語。

 

 

イギリス

nursery(/ nursery school)や preschool がよく使われ、“reception” が小学校入学時の最初の年に相当。

 

 

オーストラリア / マレーシア / シンガポール

地域によって “kindergarten” を幼稚園一般を指す語として使うことが多い。

 

 

日本語の「幼稚園」 を英語にする場合

学校制度に近い説明ならkindergarten
子ども向けの一般的表現ならpreschool / kindergarten のどちらでも通じます。

 

 

 

まとめ

「幼稚園」を英語にするときは、誰に・どこの国で・どんな年齢層の施設を説明するかによって使い分けるのが大切です。

 

就学直前 → Kindergarten

3〜5歳の教育 → Preschool

0〜3歳の保育 → Nursery School / Nursery

 

これを知っておくだけで、海外での学校探しや説明がスムーズになります。

 

 

以上、本日の記事では「幼稚園」表す英単語Kindergarten・Preschool・Nursery Schoolの違いについて詳しく解説させていただきました。参考にしていただければ幸いです。

 

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