英語で「家」を表す単語にはhouseとhomeがあります。
どちらも日本語では「家」ですが、英語では意味や感覚に違いがあります。
この記事では、ネイティブがどう使い分けているのかを、例文付きで解説いたします。
house|物理的な「建物としての家」
houseは、家という建物そのものを指します。
外観や不動産的な意味で使われ、感情や暮らしとは関係ありません。
例文
This house was built in 1990.
(この家は1990年に建てられた。)
We bought a new house near the park.
(公園の近くに新しい家を買った。)
ポイント
・可算名詞(a house, two houses)
・「一戸建て」や建築物としての意味
・不動産広告や建築の話でよく使う
2. home|「暮らしのある家」「心の拠り所」
homeは、生活の場・家庭・帰る場所を指します。
感情や「居心地のよさ」を含むニュアンスがあります。
例文
I miss my home.
(自分の家が恋しい。)
Home is where the heart is.
(家庭こそ心のある場所。)
ポイント
・可算名詞にも不可算名詞にもなるが、一般的には冠詞なしで使う(go home など)
・感情的・心理的な意味が強い
・家だけでなく「地元: Hometown」や「母国: Home country」を指すこともある
使い分けのコツ
建物として説明するとき → house
「暮らす場所」「心の拠り所」として話すとき → home
例:
I bought a new house, but it doesn’t feel like home yet.
(新しい家を買ったけど、まだ自分の家って感じがしない。)
覚え方
house → “箱”としての家
home → “心”のある家
いかがでしょうか。house と home の違いを理解していただけましたか?
ネイティブはこの感覚を無意識に使い分けています。あなたもこの違いをマスターすれば、英会話やライティングがより自然になります。
今後も英語に関する役立つ記事をご紹介いたします〜★