こんにちは!夫婦で海外プチ移住中のナッツバーです。2022年3月にタイからオーストラリアのメルボルンに入国しました。
本日の記事では「オーストラリア入国のために事前に準備したことや入国方法」について書きたいと思います。入国に関する情報は常に変わっているため、必ず最新の情報を調べるようにして下さい。以下は私がよくチェックしていたホームページです。
https://immi.homeaffairs.gov.au/
入国前に準備したもの
オーストラリアに入国するにあたってに準備したものは以下4点です。下で詳しく解説します。
・ワクチン接種証明書
・Electronic Travel Authority (ETA) 電子渡航許可
・Digital Passenger Declaration(DPD)デジタル入国申告書
・PCRまたはAKTの陰性証明書
ワクチン接種証明書
こちらは住んでいる市町村にて取得することが可能です。私が出発前に住んでいた川崎市では川崎市は郵送のみで受付けていました。予防接種済証のコピーと申請書を送付して、約一週間で取れました(2021年12月)
ETA 電子渡航許可
ETAとは、観光やビジネスを目的としてオーストラリアに短期滞在する人を対象とした、オンラインで申請できるビザです。
発行日から12カ月間何度でもオーストラリアに入国することができ、滞在期間は1回の渡航につき3ヶ月以内です。ETAの詳しい内容は以下のサイトを参照してください。
申請は基本的にスマフォからアプリをダウンロードして行う形になります。オンライン申請手数料として$20が必要となります。クレジットカードでの支払いとなりますので、申請の際はクレジットカードとパスポートを用意しておきましょう!
DPD(デジタル入国申告書)
DPDとはデジタル入国申告書のことです。申請の際は以下の情報が必要となります。
・パスポート情報
・フライト情報
・過去14日間の渡航履歴
・ワクチン接種証明書
・出発前のPCRまたはRATの結果
・オーストラリアでの滞在先と連絡先
DPDの申請もスマフォからアプリをインストールして行います。渡航7日前から申請が可能となり、渡航3日前~出発時間までにコロナ検査の結果を入力して、完成させます。
フライト情報は往復ではなくて、オーストラリアに入国する際のものだけで大丈夫です。乗継便がある場合は2つのフライト情報を別で入力する必要があります。
フライト番号を入力するときは、例えば「JQ08」の場合、そのまま入力すると「数字のみ入力可」とエラーが表示されるため、「08」とだけ入力し、航空会社を選ぶ欄で「Jetstar」と選択すると、自動的に「JQ08」となります。
注意点としては、様々なホームページやブログなどでDPDの申請は「出発3日前まで」や「出発24時間前まで」などの間違った情報が多いです。おそらく政府のホームページの「within 24 hours of your flight’s 」を読み間違えているのでしょう。
正しくは「DPDの申請はフライトの出発時刻72時間前~フライト時刻までに完成」という認識で大丈夫です。
私の場合はパスポート情報やフライト情報などは事前に入力して承認された状態にしておき、フライト時刻が13:15だったので前日の14:00頃にAKTを受けて、16:00頃に最後の項目にワクチン証明書やAKTの陰性証明書の写真をアップロードし、無事承認されました。
RT-PCRまたはAKTの陰性証明書
出発前3日以内に受けたPCRテスト・NAAT、もしくは医師監督の元、出発前24時間以内に行われたRATの陰性証明が必要となります。こちらはDPD申請の際に陰性証明書の写真をアップロードする必要があるのと、空港チェックイン時に提示する必要があります。
タイのクリニックでもPCRとAKTでは値段が4倍くらい違います。AKTのが安いので私はAKTを出発24時間以内に受けました。AKTの場合は陰性証明書に以下の内容が含まれている必要があるみたいなので、心配な場合は事前に証明書の内容を確認しておくとよいでしょう。
・旅行者の名前と生年月日
・検査結果
・実施した検査方法
・PCR検査の検体採取日と時刻
・検査のブランドとメーカー
・検査は医療従事者の監督の元で行われたか
私がAKTを受けたパタヤのクリニックについては以下の記事を参照してください。
出発~到着まで
出発から到着までの流れと提示が必要な書類などについて説明させていただきます。
空港チェックイン
まずは空港でのチェックインの流れです。私はJetstarを利用して、タイからシンガポール乗り換えでメルボルンに行きました。空港のチェックインの際には以下の3点を提示する必要がありました。
・ワクチン接種証明書
・コロナ陰性証明書
・DPD
DPDに関してはアプリからログインして「View Summary」の欄を見せました。これらの確認があるため、現在はウェブチェックインはやってないようです。
シンガポール乗り換え
シンガポールは現在48時間以内であれば乗り継ぎのために滞在することができます。ワクチン接種証明書や陰性証明書などの提示は必要ありませんでした。
空港のゲート内のエリアでのみ過ごす必要があります。免税店やレストランなどは自由に行くことができました。
到着~セルフ検査
オーストラリア入国後の流れに関しては州によって異なりますので、必ず事前に訪れる州の規制について調べておくようにしましょう。以下のサイトをスクロールダウンすると下の方に州ごとのルールについて確認できます。
メルボルンがあるヴィクトリア州(VIC)のルールは以下の通りです。
到着後すぐに自宅などで自主隔離をし、到着後24時間以内にRapid Antigen Test(RAT)で検査をするか、RATが手に入らない場合はCOVID-19 PCR 検査 を受け、陰性の結果が出るまで隔離をする。
オーストラリアで認可されている(TGA認可)のRapid Antigen Testのリスト↓
↑こちらは空港で渡された、ビクトリア州に入国する人への説明の紙です。
私は事前にRATセルフキットを用意しておき、オーストラリアに入国してすぐ空港で検査しました。約15分で結果がでるので、陰性とわかれば隔離の必要はなくなります。また陰性だった場合は特に報告する必要などはありません。
オーストラリア入国の際には特にコロナ関連の書類を提示することはありませんでした。事前に取得していたETAもパスポート情報と共にオンライン上で管理されているため、特に何も提示する必要はありませんでした。
またビクトリア州の規定として、入国後7日間はパスポート、ワクチン接種証明書、PCRを受けた場合は陰性証明書を携帯する必要があります。
メルボルンの様子
メルボルンの最初の印象としては「マスクをしている人が少ない」ということです。バスやトラムではマスク着用を促すサインもあるため、半分以上の人が着用していますが、その他の場所ではマスクをしていない人が目立ちます。
私が滞在しているホテルでは、共用の作業スペース、ジム、キッチンなどでマスクをしている人はほぼいません。また、あまり人通りがない道だとマスクをせずに歩いている人がほとんどです。
シティーの中心部の人が多いエリアだとマスクをしている人が半分くらいといったところでしょう。していなくても変な目で見られることはありません。乗り物に乗る際はつけた方がいいでしょう。
ちなみに私が今までに行ってワクチン接種証明書の提示を求められたのは以下の場所です。
・ビクトリア州立図書館
・カールトン庭園のフラワーイベント
・Dan Murphy(酒屋)
Dan Murphyに関しては3度行ってチェックされたのは一度だけです。
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「オーストラリアに入国するために準備したこと&現地情報」についてご紹介させていただきました。
私自身、この時期に海外から海外への渡航ということで不安な要素がいっぱいあり、ホームページの隅から隅まで読みました。それでも入国できるまでドキドキでした。
私が調べたことや経験したことが、オーストラリア渡航をお考えの方の参考になれば幸いです。こちらの記事は2022年3月のものです。常に新しい情報をチェックするようにしてください☆
オーストラリアから日本に帰国する際のPCR検査については以下の記事を参照してください!
C11 地球の歩き方 オーストラリア 2021〜2022 (地球の歩き方C ハワイ南太平洋オセアニア) [ 地球の歩き方編集室 ]
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地球の歩き方 C11 オーストラリア 2021-2022 【分冊】 2 シドニー NSW州、キャンベラ、メルボルン VIC州【電子書籍】[ 地球の歩き方編集室 ]
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