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オーストラリアで日本帰国用のPCR検査を受けた4Cyte Pathology【予約方法や検査までの流れ】

現在、海外から日本に帰国する際には出発前72時間以内PCR検査を受け、医療機関で発行された検査証明書を提示する必要があります。

 

検査証明書の条件は細かく決まっていて、基本的には政府が指定したフォーマットでの検査証明書が必要となります。詳しくは以下のサイトからご覧いただけます。

検査証明書の提出について|厚生労働省

 

海外に行かれている方で日本帰国時に受けるPCR検査に悩まされている方も多いかと思います。私自身、帰国前は「日本帰国用に使える証明書はもらえるのか」「どれくらいで結果が出るのか」など不安が山ほどありました。

 

本日の記事では私がオーストラリアから帰国する際にPCR検査を受けた「4Cyte Pathology」について登録方法や検査について詳しくご紹介したいと思います。

 

 

 

 

「4Cyte Pathology」について

4Cyte PathologyはドライブインやウォークインでのPCR検査が可能で4Cyte Pathologyの検査場はオーストラリア全土にかなりの数があります。検査場のリストは以下のホームページから確認できます。

4Cyte Pathology - Home

 

「For Travel Covid-19 Testing Click here」というところをクリックすると検査についての詳細が表示されます。日本語にも切り替えることができます。

 

料金はPCR検査と申請証明書の発行で$120です。結果は24時間以内にメールにて送信されます。

 

 

 

 

ウェブで事前登録

4Cyte PathologyでPCR検査を受けるには、まず上のURLのサイトから事前登録をする必要があります。登録の際は、名前、生年月日、メールアドレス、携帯番号などの情報を入力します。日本帰国の場合は必ずDestination(目的地)の欄でJAPANを選びましょう。


ここで一点問題なのが、オーストラリアの携帯を持っていない場合です。日本の携帯番号を入力してもエラーになってしまいます。番号の入力は必須なため、私はここでつまずいてしまいました。

 

お問い合わせフォームで確認したところ、オーストラリアの番号じゃないと登録できないから「040 0000 000」の番号を使っていいよとの返信があったので、こちらで入力して無事登録することができました。


事前に料金をクレジットカードで支払う必要があるので、登録時にお支払いのクレジットカード情報も入力します。

 

 

 

 

 

確認メール

登録が完了すると確認メールが届きます。確認メールにはPCR検査についての詳しい説明書が本文に書かれていて、リクエストフォームが添付されています。

 

 

検査の説明

検査の説明についてはすべて英語で記載されています。以下は日本語訳になります。

 

1. このリクエストフォームを印刷し、パスポートまたは写真付きIDと一緒に検査場に持参してください。

 

2.  4Cyteの検査場の場所や営業時間は、当社のウェブサイト上にすべての州について記載されています。

 

3. 予約は必要ありません。身分証明書(パスポート)とリクエストフォームを持参の上、会場にお越しください。

 

4. 通常、オーストラリアを出国するフライトの2日前に検査を受ける必要があります。つまり、フライトが日曜日の場合、日曜日の出発前の金曜日の朝に検査を受ける必要があります。国によって異なる場合がありますので、出発前の検査時期については、領事館、大使館、航空会社にご確認ください。

 

5. このリクエストフォームを持参すれば、医師の紹介は必要ありません。

 

6. 海外旅行者向けCovid-19検査が可能なのは、以下に記載された施設のみです。その他の施設では、海外渡航者にCovid-19検査を提供することはできません。

 

7. 4Cyte検査場では、車での来院と徒歩での来院を受け付けています。患者間の感染リスクを最小限に抑えるため、車での来院を推奨します。

 

8. 車でお越しの場合は、車から降りないでください。車内で検査を受けることになります。検体採取の手続きは通常10分ほどで終わります。

 

9. 徒歩でお越しの場合は、マスクを着用し、常にソーシャルディスタンスを保つことが推奨されます。

 

10. 検体とともに依頼書を提出してください。

 

11. 検体採取後、約24時間で検査結果をメールでお送りします。

 

12. 請求書は検査終了後に発行されます。検査終了後、1日以内に請求書(検査項目、請求番号、提供医師)をメールにてお送りします。この請求書は、お客様が保険会社や雇用主などに請求する際に使用することができます。

 

 

 

 

 

PCR検査

私は滞在していたホテルからバスで5分程の「Preston」の会場で検査を受けました。会場に着くとスタッフが出てきてくれて、リクエストフォームとパスポートを渡すと、登録内容やフライトの時間などをいくつか確認し、すぐ検査の準備をしてくれました。

 

検査場に滞在していた時間は10分くらいだったと思います。検査後スタッフに「結果は24~48時間で出るよ」と言われましたが、私が受けたのはフライトのちょうど48時間前だったため、少し不安だったので聞いてみると、「フライトの前には必ずでるから大丈夫」と言われました。

 

ホームページには24時間以内となっていたため、なんで24~48時間と言われたのか不明です。心配な方は48時間後に結果がでても間に合う時間で受けるとよいでしょう。

 

 

 

 

検査結果

検査結果証明書はメールで届きます。会場で24~48時間以内と言われたので少し不安でしたが、結局、検査後17時間後くらいに結果が届きました。

 

ちょっとしたハプニングとして、4Cyteのホームページには目的地の欄で日本を選択すると、日本政府の指定したフォーマットで証明書を発行すると記載があったのですが、届いたものは別のフォーマットで作成されたものでした。

 

記載内容を確認すると、日本政府の条件は満たしているようではありましたが、念のため「日本のフォーマットのものがほしい」とメールを送ると、数時間で再送してくれました。

 

電話番号についてお問い合わせしたときも同様ですが、メールにて質問した際のレスポンスが速く、とても助かりました。

 

 

 

 

日本帰国

結果として、4Cyte Pathologyで発行してもらった陰性証明書は印刷して、空港チェックイン時、日本到着時に提示して問題なく帰国することができました。

 

また、日本帰国時はMySOSのアプリのインストールが必要となり、ここでも陰性証明をアップロードするのですが、スマフォでスクショしたものをアップしたら、こちらも問題なく承認されました。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。本日はオーストラリアのPCR検査機関「4Cyte Pathology」についてご紹介させていただきました。

 

比較的料金も安く、日本のフォーマットに対応しているという点でかなりおすすめできる検査機関です。今後オーストラリアから日本に帰国する方の参考になれば幸いです。

 

今後も海外に関する役立つ情報をお届けいたします~☆

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