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ビジネスで役立つ英語フレーズ

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グローバル化が進む近年、ビジネスで英語を使う機会も増えているとおもいます。本日の記事では「仕事で急に英語が必要になった」「英語は話せるけどビジネス英語は不安」という方のために、ビジネスの場面で実際によく使われている英語フレーズをご紹介させていただきます。

 

日本語でも、普段友人との話す時と仕事の取引先の人と話す時では、話し方が異なると思います。同様に英語の言い回しにも違いがあります。文法的には間違っていなくても「ビジネスでは適さない表現」などもありますので注意が必要です。

 

日常英会話とビジネス英語の違いについては以下の記事を参照してください。

natsbar.hatenablog.com

 

 

それでは「 ビジネスで役立つ英語フレーズ」をご紹介していきます。

 

 

May I have~

電話をするときに必須の表現です。「誰かにつなぐ」「何番に回す」「代わる」と言いたい時、全てこの「May I have + 人の名前/内線番号/部署名, please?」で言うことができます。

また電話だけではなく、欲しいものや教えてほしいことなどを丁寧に頼む時にも使える万能な表現です。

 

May I have a Japanese speaker, please?
(日本語を話せる人をお願いできますか)

May I have your e-mail address, please?
(Eメールアドレスを教えていただけますか)

May I have the last part again, please?
(もう一度最後の部分をおっしゃっていただけますか)

 

 

 

I'm sorry to~

相手を遮って話をする時に非常によく使うのが "I'm sorry to bother you"という表現です。
「話し中」「会議中」「食事中」など何かしている最中の場面で「お忙しいところ申し訳ありませんが」のようなニュアンスで使えます。
また他にも以下の表現などがよく使われます。

I'm sorry to hear that.
(残念です/ご愁傷さまです)

I'm sorry to keep you waiting.
(お待たせしてすみません)

 

 

 

When will it be~?

ビジネスで「いつ〜になりますか」と尋ねることはよくあると思います。この "When will it be~?" の基本表現を押さえておきましょう。

 

When will it be ready?
(いつ納品されますか?)

When will you be free?
(いつ時間がとれそうですか)

When will he be back?
(彼はいつお戻りになりますか)

 

 

 

why don't we~?

「~しませんんか」の意味で使われます。文字通りの「なぜ~しないのですか」ではないことに注意しましょう。"Let's ~" だと「~しよう」という断定的なニュアンスがあり、きつい印象を与えてしまうのでこの "why don't we~?" がビジネスコミュニケーションでは必須表現です。

 

Why don't we get started?
(そろそろ始めましょうか)

Why don't we take a break?
(そろそろ休憩しましょうか)

Why don't we talk about the schedule?
(スケジュールについて話しませんか)

 

 

 

I'm afraid so/not.

Yes/Noの代わりに、「残念ながらそうです/残念ながらそうではないです」と言いたいときにこちらの表現 "I'm afraid so/not." を使います。以下に会話の例をご紹介いたします。

A: Do you have a branch in Asia?
(アジアに支店はありますか?)

B: I'm afraid not, but we take care of Asian business at the Sydney branch.
(残念ながらないです。しかしアジアの取引はシドニー支店で対応しております)

A: I'm sorry to hear that, so I have to call Sydney?
(残念です。ではシドニーに連絡をとらないといけないんですね)

B: I'm afraid so.
(そういうことになりますが)

 

学校では質問の答えとして "Yes, I do./No, I don't" などを習ったと思いますが、これは実際の世界のコミュニケーションにおいて必要な返事の仕方ではありません。

実際にはまずYes/Noだけを言ってその後にプラスで自然に話を繋げるます。「猫好きですか?」と聞かれて「はい、好きです」だけでは答えませんよね。普通は「ええ、家で買ってます、でも…」と話を繋げるはずです。ビジネスにおいても自然な会話の運びを意識しましょう。

 

 

 

What's ~ like?

「〜はどんな感じですか」という表現です。likeには「〜が好き」だけでなく「〜のような感じ」という意味があります。"What's ~ like?" のよく使うフレーズをいくつかご紹介いたします。

 

What's your budget like?
(予算はどんな感じでしょうか?)

What are the people in your office like?
(同僚はどんな感じですか?)

What's your schedule like tomorrow?
(明日のスケジュールはどんな感じですか?)

 

 

I am concerned about~

「〜が気になります」という意味で、問題提起にバッチリな表現です。I'm worried about~もほぼ同じ意味になりますが、主にパーソナルなことについて心配しているときに"I'm worried about my son" のように使われる事が多く、ビジネス場面では "I am concerned about~" のほうが適切でしょう。

 

I am little concerned about the expenses.
(ちょっと出費が気になっています)

I am little concerned about Tom's attitude.
(トムの態度が気になります)

I am concerned about the quality, not the quantity.
(量ではなくて質が気になります)

 

 

 

いかがでしたでしょうか。この記事でご紹介したフレーズを活用して、あなたのビジネス英語スキルをもっともっと向上させちゃってください!今後も語学に関する役立つ情報をお届けいたします~☆