TOEICを勉強している方の多くが「忙しくて勉強時間がない」「受験日が迫っている」と感じたことがあるのではないでしょうか。また、パート1から順番に勉強していったけど、途中でやらなくなってしまったという方も多いかと思います。
本日の記事では「なるべく早くスコアを上げたい」と思っている方のためにTOEICで「スコアを上げやすいパート」と「勉強するベストな順番」について解説したいと思います。
パート1から始めるのは時間の無駄?
ほとんどの参考書ではTOEICのパート1から順番に登場しているかと思います。しかし、実はパート1から勉強を始めるメリットは小さいと言えます。
実際にパート1は試験本番で6問しか出題されないため、ほとんどの方にとってはそれほどスコアを伸ばす余地がないのです。そのため、TOEICのスコアを最短で上げたい方はパート1から順番に勉強をするのではなく、スコアを上げやすいパートから重点的に取り組むのが効率的と言えます。
TOEICで最もスコアを上げやすいパートとは?
TOEICにおいて最もスコアを上げやすいパートは、ずばり「パート2」です。パート2は問題パターンが限られており、しかも選択肢が3つしかありません。そのため、ちょっとしたテクニックを習得すれば、正解数をかなり稼ぐことができます。高得点を目指すなら、全問正解を狙いたいパートでもあります。
パート2で点数を取るテクニック
最もスコアを上げやすいパートである「パート2」で確実に点数を取るためのテクニックを3つご紹介いたします。
完璧に聞き取る必要はない
このパートでやってはいけないことが「すべてを正確に聞き取り理解しようとすること」です。回答とは関係ない部分に気を取られてしまったり、時間を使ったりしないよう注意する必要があります。
冒頭の単語は必ず聞き取る
パート2では質問文の「冒頭(特に疑問詞)と聞き取れるかどうか」が勝負です。次の問題までのポーズは5秒しかありません。同じ問題でいつまでも悩まずに、素早く気持ちを切り替え、次の問題の最初の単語に聞き取りに集中しましょう。
キーワードを避ける
パート2では質問の中に登場した聞き取りやすい語=キーワードが選択肢に含まれていることがよくあります。しかしこれはほぼ不正解です。
選択肢が3つしかない中でこの「冒頭を必ず聞き取る」「キーワードを避ける」というテクニックを使うことで、正解が浮かび上がってくる確立はかなり高くなるはずです。
成果を最大にする順番とは?
最もスコアを上げやすいパートは「パート2」とご紹介いたしましたが、そのほかのパートはどのような順番でやっていくのがベストなのでしょうか。私がお勧めする順番は以下の通りです。
Part2→5→6→3→4→7→1
パートごとに出題数も難易度も異なるため、学習時間に対する成果も異なります。つまり間違った順序で学習すると、時間をかけても点数が上がらないという状態になってしまいます。
限られた勉強時間の中で確実にTOEICの点数を上げたい人ほどこの順番で学習することをお勧めします。是非試してみて下さい!