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インドを1人旅するための10の心得

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近頃はコロナの影響もあり、海外を旅することが難しくなっていますが、バックパッカーなら一度は訪れたいと思うのがインドでしょう。

「いつかインドに行ってみたい!」「インドは色々ヤバいと聞くけど具体的にどうヤバイ?」と思っている方のために、私が約6ヵ月間インドを旅した経験を基に、インドを旅する10の心得をご紹介させていただきます。

 

 

①時間通りには進まない

日本とインドを比較して大きく違うところの1つが時間の感覚でしょう。インド人は時間に遅れることを特に気にしていないようで、むしろ1時間くらいなら遅れたことにもなっていないのかもしれなません(笑)

それはインドを旅してるといろんな場所で感じることができます。例えば、長距離列車は2~3時間の遅れは当たり前ですし、預けたクリーニングが約束の日にできてないなんてことは日常茶飯事です。いちいち怒っていては疲れてしまうので、インドはこうゆうものだと受け入れてしまうと楽になります。

 

 

②すべて信じちゃだめ

インド人は何かを聞かれて「わからない」と答えるのが嫌なようで、知らなくても何となくテキトーに答えてしまう人が多くいます。

「〇〇へはどうやって行ったらいい?」と聞くと、その場所を知らなくてもテキトーに「あっち」とか言ったりします。なので、人に道などを聞くときは数人に聞いて多数決で決めるようにするとよいでしょう。

 

 

③日本語を話すインド人には要注意

インドの中でも割と都会や観光地によく出没する日本語ペラペラなインド人。この手のタイプのインド人は「日本どこ出身~?」などと聞いていて、「その町、留学したことある~」などと日本の地方の事にも詳しく、仲良くしようとしてきます。日本に詳しいということで気を許してしまいがちですが、ついていくと大変なことになるかもしれません。

 

 

④自称ガイドには要注意

これも観光地などでよく見かけるのですが、いきなり現地の人が遺跡などの説明を始めて、ずっとついてくることがあります。一人旅に孤独を感じている頃だと、話し相手ができて、ついつい仲良くなってしまうこともあるかもしれません。その場で説明を聞いて少しのチップを渡すくらいであれば問題ありませんが、「家にこない?」とか「近くの店でご飯たべよう」などと誘われ、言われるがままに一緒にバイクに乗ってしまうなんてことは絶対に避けましょう。そのまま拉致されるなんて事件もよくあります。

 

 

⑤突然モテ期が来るが真に受けない

インドに行くと、日本人女性であれば必ずモテ期が訪れます。私は1日に3人にプロポーズされた日もありました。しかし、彼らの狙いはお金だったり、日本人女性と楽しいことをしたいだけだったりします。インド人とのマハラジャ婚にあこがれる気持ちもわかりますが、冷静に考えてみましょう。

 

 

⑥おつりは言わないとくれない

飲み物を買う商店などではおつりをもらいそびれることはないと思います。しかし、ゲストハウスやホテルなどで、色々な説明を受けながら、宿泊カードを書きながら、お金を払うときは注意したほうがよいでしょう。うまいこと話をそらして、おつりを渡さないということがよくあります。

私は部屋に帰ってから財布をみて「あれ?おつりもらってない」と気づいて、言いに行った事がありますが、何も悪びれる様子もなくおつりを渡してきました。おつりは言わないともらえないということでしょうか。

 

 


⑦基本お腹は下す

インドを長期間旅すると、避けて通れないのが下痢でしょう。日本で生活していると食品は安全であることが当たり前ですが、インドの場合はそうではありません。

食堂のご飯、屋台のフルーツ、チャイ、ホテルのレストランであっても安全とは限りません。衛生的にちょっと危ないなと思う場所では食べない方がよいでしょう。それでも下痢になった際は、現地の薬局に売っている下痢止めを飲むことをお勧めします。一瞬でなおります。(むしろ正露丸とかインドの下痢には一生効きません)

 

 

⑧めちゃめちゃ見られる

インドの少し田舎のほうを旅すると日本人が珍しいのか、ガン見されます。私は写真を撮って欲しいと若い人たちに囲まれたこともありました。どこに行ってもインド人の鋭い眼光が集まってくるので、ストレスに感じてしまうこともあります。

しかし、旅人が珍しい街では騙そうと寄ってくる人もあまりいません。日本では一生体験できない、ちょっとした有名人気分を味わえると思えば少し面白くなってくるかもしれません。

 

 

⑨交通事故に注意

インドを旅をしていると、いろんなトラブルを耳にしますが、実は一番多いのが交通事故だと思います。インドでは車もバイクも牛も一緒になって車線のない大通りを走っています。私も最初は「よく事故が起きないな~」と思いましたが、めちゃめちゃ起こってます。日本では交通事故を見たこともありませんでしたが、インドを旅してる間に5回は見たと思います。自分が乗ってたバスが接触してガラスが割れたこともありました。普段から周りに注意して自分の身は自分で守る意識でいましょう。

 

 

⑩インド人も同じ人間である

いろいろとインドの特徴を紹介していると、インド人の悪い部分だけが目立ってしまいますが、インドはとても大きな国です。悪い人もいればいい人もいっぱいいます。トラブルに巻き込まれないよう、気を付けることも大事ですが、すべてのインド人を警戒していてはインドを楽しめません。いい人もたくさんいることも知っておきましょう。

私が旅した時は、道でケガして困ってたら、病院まで連れていってくれたり、バスに乗って小銭がなかったとき私の分も払ってくれたインド人もいました。

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いかがでしたでしょうか。想像しただけでもハラハラしちゃうインド旅ですが、やはり行く価値はあると思います。日本にいたら一生知ることができない世界、価値観、匂い、宗教、音楽など、実際に行ってみるとわかることがあります。本当に面白いです。

 

では、また海外の役立つ情報をご紹介いたします~☆