日本語で「お客様」というと、レストランのお客様、ホテルのお客様、ホームパーティーに招かれたお客様など、様々な場面においてのお客様の意味で使うことができます。
しかし、英語では、どんな状況の客かによって使い分ける必要があります。本日の記事では英語で「お客」を意味する4つの単語「customer」「 client」「guest」「visitor」の使い分けについてご説明させていただきます。
customer
お客様を表す単語として最も一般的な単語はこの"Customer"だと思います。customerは、一般的なお店のお客様という意味で使われます。
具体的には「商品を購入する人」「サービスを利用する人」という認識でよいでしょう。ショッピングをしているお客様、マッサージを受けるお客様、本屋にいるお客様、などすべてを指します。
client
"client" はイメージ的にはcustomerよりもちょっとお堅い感じがしますよね。client は主に専門的な職業における顧客のことを指します。
具体的には「弁護士、会計士、コンサルティングのような専門的なサービスを受ける人」のことです。
また、client はある程度継続性を持ったサービスを受ける人に使われます。一般人だけではなく、企業がclientとなることもあり得ます。
guest
"Guest"は「招かれ、もてなしを受ける人」のことを指します。具体的には「ホテルの客」「招待された客」など、宿泊、娯楽、飲食などのホスピタリティに関するお客様を表すときに使われます。
ビジネスでなくても、一般人が友達を自宅に招く場合のお客様にも使うことができます。
visitor
"visitor"は「訪問者」のことを指し、ビジネスや観光といった目的を持って、ある場所や人を訪問する人について使われます。
具体的には「訪問客」「観光客」「見舞客」などを指し、招待されたわけではなく、約束なしに家を訪れた人にも使います。
では、4つの単語の使い分けが理解できているかの確認のテストです!!
以下の文章には「customer」「 client」「guest」「visitor」のどれが入るでしょうか。
(1) The cafe offers ________ one free drink.
(2) The number of ________to the National Museum has been increasing every year.
(3) Over 100 _______ were invited to her wedding.
(4) The lawyer asked his______ to tell him the truth.
↓↓答え↓↓
(1)customers
(このカフェではお客様に無料でドリンク1杯サービスしています)
(2)visitors
(国立美術館への来館者数は年々増加しています)
(3)guests
(彼女の結婚式に100人以上の招待客が招かれた)
(4)client
(弁護士は依頼人に真実を話すように頼んだ)
正解できましたか??
本日の記事では「お客様」を意味する単語「customer」「 client」「guest」「visitor」の使い分けについてご説明させていただきました。しっかりと区別して使えるように練習してみてください!
今後も英語に関する役立つ情報をお届けいたします~☆