日本語でも教科書や本では見かけるけど、話言葉ではあまり聞かない表現があったりします。英語も同様に、私たちが学校で習った基本的な表現が実際にはあまり使われていなかったり、変なニュアンスで伝わってしまうことがあります。
本日の記事では、実際に私が海外で接したネイティブの人達が使っていたリアルな英語表現をご紹介させていただきます。
Oh my god!(うわ、ショック!)
日本でもよく知られている「Oh my god!(オマイガー)」という表現ですが、実際に使っているネイティブは多くない印象です。むやみやたらに使うのは避けた方が良い表現でもあるので注意が必要です。
「ショック!」「まじかー」「信じられない」などと気持ちを言いたいときに一番使われるのは「I can't believe~(~なんて信じられない)」や「On, no!」「On, my/」「Oh my goodness!」などです。
Really? (ホント?)
日本語では驚いた時などのリアクションとして「ホント?」「マジ!?」などとよく使うことから、英語でも「Really?」をよく使ってしまいがちです。しかし英語で「Really?」というと「それは本当なの?=嘘じゃない?確かな情報?」という疑っているようなニュアンスに聞こえてしまうようです。
相手を疑っているわけではなく、単純に驚いたときの第一声としては「What?(まさか)」が自然です。他にも「Are you sure?(確かなの?)」「Are you serious?(本気なの?)」「No way!(まさか)」などの表現もよく使われます。
It's delicious!(おいしい!)
「おいしい」は「delicious」と学校では習いました。間違った表現ではないので実際使われてはいるのですが、少し硬く、フォーマルなニュアンスなので「It's delicious!」は使う場所を選ぶ表現です。
もっと一般的に使われている「おいしい」の表現には以下のようなものがあります。
・It's good!
・Yummy!
・It tastes good!
Yummyにかんしては子どもや女性が使うことが多いイメージです。
I envy you. (いいなあ)
「羨ましい」を「envy」で覚えている方は多いと思います。しかしenvyという単語はニュアンス的に「嫉妬」や「悔しい」というネガティブな感じに聞こえてしまうので実際にはあまり使いません。
「いいなあ」「羨ましい~」などと言いたいときはシンプルに「That's nice」と言ったり、「Lucky you!(ついてるね)」というのがポジティブに聞こえてよいでしょう。
Are you dating anyone?(誰か付き合ってる人いる?)
「付き合ってる」という英語は「date」と覚えた記憶がありますが、実際に使われいるのはあまり聞いたことがありません。また「Do you have a boyfriend?」などの表現もストレートすぎて人によっては避けた方がいいようです。
相手に恋人がいるかを聞きたいときは「Are you seeing anyone?」というのが最も自然です。「see」には様々な意味があり、この文のように進行形で使うと「付き合う」という意味になります。
You study English, don't you?(~だよね?)
「だよね?」と相手に確認するときに使う表現として学校で習ったのは「付加疑問文」だったと思います。しかし、この付加疑問文は実際あまり使われていない印象です。英語初心者だと作るのに少し時間もかかってしまいますよね。
そこで使いやすくて、一番使われているのが「~, right?」や「~, okay?」などです。以下のような場面で使うと自然です。
・This shop opens at 10, right?
この店10時に開くんだよね?
・Don't forget to send me an E-mail, okay?
私にメール送るの忘れないでね、わかった?
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「リアルに使われる英会話フレーズ」をいくつかご紹介させていただきました。よりナチュラルな英会話を習得したいという方は参考にしていただければ幸いです。今後も語学に関する役立つ情報をお届けいたします~☆
|
|
|