これからの時代、英語は必須のスキルとなってきます。今からでも遅くはありません、一から英語を始めたいと思いませんか??英語を習得することであなたの可能性は間違いなく広がります。
本日の記事では人や物を比べるときに使われる表現「比較級と最上級」についてご説明させていただきます。
比較級
何かと比べて「~よりももっと背が高い」や「~よりももっと早く走る」などという時は「tall(背が高い)」「fast(速い)」の語の形を以下のように変える必要があります。
tall→taller
fast→faster
基本的には語尾に「er」をつけます。この形を「比較級」と呼びます。また、「健よりも背が高い」や「美香よりも速く走る」など「~よりも」といいたいときは「than~」で表します。比較級のすぐあとにthan~を置くことで、比較文の完成です。以下の例文を参照ください。
・Tom is taller than Ken.
トムは健よりも背が高い
・I run faster than Mika.
私は美香よりも速く走る
「AとBのどちらがより~ですか?」と聞きたいときは「どちら」という意味の疑問詞「which」を始めに置き、最後にA or BをつければOKです。
・Which is longer, April or May?
4月と5月では、どちらが長いですか?
・Which is taller, you or your father?
あなたとお父さん、どちらが背が高いですか?
最上級
3つ以上を比べて「~の中で一番…」と言いたいときは「最上級」を使います。最上級は語尾に「est」をつけた形で、通常前に必ず「the」を置きます。
「3人の中で一番背が高い」や「クラスの中で一番早く走る」などの文は最上級のあとに「~の中で」を表す「of~」や「in~」を置けばOKです。複数を表す語句であれば「of」を使い、場所や範囲、グループの場合は「in」を使うようにします。以下の例文をご覧ください。
・Tom is the tallest of the three.
トムは3人の中で一番背が高い
・I run the fastest in my class.
私はクラスの中で一番早く走る
最上級を使って「どの~が一番…ですか?」と聞きたいときは「which」で文を始めて以下のようになります。
・Which animal is the strongest?
どの動物が一番強いですか?
・Which river is the longest in Japan?
どの川が日本で一番長いですか?
注意すべき比較級・最上級
通常、比較級・最上級を作るときは「er」や「est」をつけますが、そうでないものもあります。いくつかのパターンに分けてご説明いたします。
「r」「st」だけ付ける
large(大きい)- lager - largest
「y」を「i」に変えてest, est
busy(忙しい)- busier - busiest
easy(やさしい)- easier - easiest
最後の一文字を重ねてer, est
big(大きい)- bigger - biggest
hot(暑い)- hotter - hottest
不規則な形
good/well(よい、上手)- better - best
more, mostを使う場合
3音節以上の長い語や語尾が「-full」「-ous」「-ing」などの語は、単語自体は変化させずに前に「more(比較級)」「most(最上級)」を置きます。以下にmore, mostを付ける主な10単語をご紹介します。
popular(人気のある)
famous(有名な)
difficult(難しい)
important(重要な)
interesting(おもしろい)
useful(役に立つ)
beautiful(美しい)
expensive(高価な)
slowly(ゆっくりと)
quickly(すばやく)
比較級・最上級の変化についてまとめると、普通の単語は「~er」「~est」の形に変化させることで比較級や最上級を作ります。上の10単語のような長い語の場合のみ後の前に「more」や「most」を付けるようにします。
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「英語の比較級と最上級の使い方」についてご紹介させていただきました。会話の中でもよく使う表現なので、使い方をしっかりマスターしておきましょう。今後も語学に関する役立つ情報をお届けいたします~☆
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