私は2021年12~2022年3月までの約3ヶ月間、夫婦でタイでプチ移住生活を送っていました。経緯や準備に関しては以下の記事を参照してください
本日の記事では、私たち夫婦がこのプチ移住生活で滞在した5つのコンドミニアムについて詳しく紹介させていただきます。「こちらのコンドミニアムに滞在を考えている方」「タイに長期滞在したい方」に読んでいただけたら嬉しいです。
コンドミニアムとは
日本ではあまり「コンドミニアム」というのを聞かないと思うので、まずはコンドミニアムとは何かについてご説明させていただきます。
コンドミニアムとは部屋毎に個人オーナーさんが所有している物件で、日本で言う分譲マンションといった感じです。ただ建物的には日本の普通のマンションというよりも、タワーマンションみたいなところが多く、プールやジムがついていたり、インテリアもおしゃれなところが増えてきています。
タイに長期滞在予定する場合、このようなコンドミニアムの一室をオーナーさんから借りるというのがとても一般的です。
コンドミニアムの滞在方法
私たちは3ヵ月間で5ヵ所のコンドミニアムを移動しながらノマド生活を送っていました。予約などはすべてこちらの「Airbnb」のサイトで行いました。
できるだけ早く予約した方が選択肢は広がるとは思いますが、私の場合は移動の2~3週間前に次の滞在先を予約していました。
部屋の種類
私たちが泊まったコンドミニアムに共通して言えるのが以下の特徴です。
①寝室とリビングが分かれている間取り(1LDK)
②静かな環境
③WiFiの速度が安定しているところ
④ジムとプール付き
⑤1ヶ月10万円以内
ではこちらの条件で探して、実際に滞在したコンドミニアムを5つご紹介させていただきます。「料金」「清潔さ」「共用部の設備」「周囲の環境」の4点から評価しました。
Airbnbで泊まる場合、部屋代の他にサービスチャージとクリーニング代が別途でかかってきます。料金についてはこのサービスチャージとクリーニング代を含めた総額を日数で割った一日あたりの宿泊代を記載しました。
パタヤのコンドミニアム
Unixx South Pattaya
料金 3700円/日
清潔さ ★★★★★
共用部設備 ★★★★★
立地 ★★★
周囲環境 ★★★★
タイ生活の最初に泊まったのがこちらのパタヤにある「Unixx South Pattaya」です。セントラルパタヤまで徒歩約30分と少し中心地からは離れているのですが、無料のシャトルバスがあるのでとても便利です。
またパタヤの中でもひと際高く目立つビルなので有名らしくタクシーの運転手に「Unixx(ユニックス)」といえばみんなすぐわかってくれるのも便利でした。
部屋のキレイさや、バルコニーからの景色、共用部の設備、全体的に評価してもタイで泊まったコンドミニアムの中で一番でした。敷地内にはカフェもあり、ノマドワーカーにはとてもいい環境だと思います。
The Gallery Condominium
料金 2000円/日
清潔さ ★★★★
共用部設備 ★★★
立地 ★★★★★
周囲環境 ★★★★★
こちらはパタヤの中心地から約4kmのところにあるジョムティエンビーチに位置しているコンドミニアムです。ビーチから徒歩2分のところにあるので、静かな海のそばでのんびり過ごしたい方にとってもおすすめなコンドミニアムです。
このコンドミニアムは寝室とリビングが一緒になった大きな一部屋という1Rの間取りで、しかも1階だったので騒音なども少し心配でしたが、全く問題ありませんでした。
部屋も広く、大きなバルコニーもあり、周辺も静かだったので、とても快適に過ごせました。値段がとても安かったので、コスパ的には一番のコンドミニアムでした。パタヤに行く機会があったらまた是非泊まりたい場所です。
一点残念だったのは他のコンドミニアムと比べるとジムが少し狭かったことです。とはいえ最低限のマシンはあったのでぜいたくを言わなければ十分といったところでしょう。
プーケットのコンドミニアム
The Base Phuket
料金 3000円/日
清潔さ ★★★★★
共用部設備 ★★★★★
立地 ★★★★
周囲環境 ★★★★
こちらはプーケットタウンまで徒歩約30分、チルバマーケットまで徒歩15分の所にあるコンドミニアムです。少し不便な場所ではありますが、近くにはミニマート、カフェ、ナイトマーケットなど必要なものは揃っています。
山に囲まれており、部屋や屋上からはプーケットの自然が見渡すことができて、とっても素敵でした。
The Deck Patong
料金 3200円/日
清潔さ ★★★★
共用部設備 ★★★★★
立地 ★★★★★
周囲環境 ★★★★★
こちらはプーケットのパトンビーチに位置しているコンドミニアムです。ビーチまでは徒歩5分くらいの距離です。上でご紹介した3つのコンドミニアムは日本で言う「タワマン」のような高層マンションでしたが、こちらの「The Deck Patong」は7階建てのリゾートホテルのようなコンドミニアムです。
インテリアもおしゃれでかわいくて、建物の雰囲気的には一番好きなコンドミニアムでした。パトンビーチからすぐなので散歩がてらビーチを歩いたり、カフェに行ったりと楽しみがたくさんありました。
バンコクのコンドミニアム
Ideo Mobi Sukhumvit Eastgate
料金 3000円/日
清潔さ ★★★★★
共用部設備 ★★★★★
立地 ★★
周囲環境 ★★
こちらはバンコクのBTS「Bang Na駅」すぐの場所にあるコンドミニアムです。とても綺麗なコンドミニアムで設備的には問題はなかったのですが、正直、このコンドミニアムは唯一泊まったことを後悔しました。理由をまとめると以下の通りです。
バンコクの空気が汚い
季節的なものもあるのでしょうか。私が泊まった2月のバンコクは基本的に曇り空が多く、空気も霞んでいました。日によっては人体に影響があるレベルのPM2.5の濃度のときもあり、あまり外に出たくないと思ってしまいました。
シティーから遠い
BTS「Bang Na駅」近いのですが、バンコクの中心地まで行くとなると往復120バーツくらいかかってしまうため、タイの物価に慣れていると少し高く感じました。
周囲の環境
私たちが滞在した部屋から見える距離に射撃場があり、一日中銃を撃つ音が聞こえてきました。平日は部屋でずっと仕事をするため、この音はすごく残念でした。
またコンドミニアムの周りには何もなく、雰囲気も少し怖かったため、あまり一人で外出や散歩をする気にもなれませんでした。
以上の理由からバンコクには滞在しなくてもよかったかなと感じています。しかしこのコンドミニアム自体は綺麗で共用部の設備も充実していました。バンコクのコンドミニアムを探していて、中心地から遠くても問題ないという方であればいいんじゃないかと思いました。
いかがでしたでしょうか。本日の記事では、私たち夫婦がタイで滞在した5つのコンドミニアムについてご紹介させていただきました。今後、タイのコンドミニアムに滞在する予定の方の参考になれば幸いです!
移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ[アジア編] [ 室橋裕和&海外移住情報研究会 ]
|
【POD】ゼロからスタート! タイ移住サバーイマニュアル [ 桐越舞子 ]
|
CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せるタイ語会話 [ 欧米・アジア語学センター ]
|