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「as long as」と「as far as」の使い分けとは?

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日本語では「~する限り」という意味の"as long as""as far as"の表現は会話の中でも非常によく使われます。しかし、この2つの使い分けに混乱している方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では「as long as」と「as far as」の使い分けについて分かりやすくまとめたいと思います。

 

 

 

使い分けのルール

as long as

「長さ」を意味する"long"が使われている"as long as"「連続的な帯の中のこと」を表しています。つまり「期間」「条件」のことです。「その連続的なものの中からどれをとってもいいよ」というイメージです。例えば、以下のような文で使われます。


・as long as possible(期間)
・as long as I live(期間)
・as long as there is a chance(条件)

 

個人的な覚え方として、和訳が「~さえ」に言い換えられる場合は「条件」を表す"as long as"のパターンだと認識しています。(as long as there is a chance/チャンスさえあれば)

 

 

as far as

「距離」を意味する"far"が使われている"as far as"は「範囲」を表すときに使用されます。「視野、知識の及ぶ範囲や関連性の及ぶ範囲」といったイメージです。例えば、以下のような文で使われます。

 

・as far as I know
私の知る限り

・as far as I searched
私が調べた限り

 

 


2つの表現の違いについて理解していただけましたでしょうか。では問題です!以下の文章を「as long as」または「as far as」を使って作ってみてください!

 

 

①朝食には卵さえあればいい
②見渡す限り海だった

 

 

 

 


正解はこちら↓↓


①There was nothing but the ocean as far as the eye could see.
②I'll be fine as long as there is a egg for breakfast.

 

 

 

「as long as」と「as far as」の使い分けは、最初は少し難しく感じますが、感覚を理解するとすぐスムーズに使いこなせるようになります。是非参考にしてください。


今後も語学に関する役立つ役立つ情報をお届けいたします~☆