語学キング

語学マニアが最強の勉強法を伝授します

韓国ドラマから学べる韓国の文化

韓国ドラマは、韓国文化や社会の様子を垣間見ることができる絶好の機会です。本日の記事では「韓国ドラマから学べる韓国の文化」についてご紹介させていただきます。「韓国ドラマが大好きな方」「韓国の文化にも興味のある方」に読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

家族の絆が強い

韓国ドラマでは、家族の絆や家族の重要性がよく描かれています。韓国では家族の結束はが非常に強く、助け合うことが一般的とされており、日本よりも家族に対する意識は強く感じます。


伝統的な韓国家族では、長男や長女には家族のリーダーシップや責任が期待される傾向があります。また、韓国では日本でいう法事「チェサ」を行う習慣があり、先祖の命日やお盆、お正月には、親戚一同が集まります。女は料理、男性は儀式と墓参りと男女で役割がはっきり決められているのも韓国特有の文化といえます。

 

2020年に放送されたドラマ「梨泰院クラス」では主人公パク・セロイが家族のために立ち上がり、自分の信念を貫きながら梨泰院で成功していく姿が描かれています。

 

 

 

 

 

 

年上には敬意を払う

韓国では年上に対して敬意を払うことが非常に重要視されています。職場や学校などで上司や先輩に対して敬意を示すのは日本も同じですが、韓国では家族の中でも年長者への敬意が重要だと考えられています。

 

そのため、韓国ドラマなどを見ていても自分の父親に対して敬語を使っていたり、頭を下げたりと、敬意を示しているのがわかります。

 

2014年に放送されたドラマ「家族なのにどうして」では、養子として育った娘と実の娘たちとの葛藤が描かれています。家族内の上下関係や家族の絆が中心的なテーマとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

食事文化

韓国では、食事をすることが家族や友人とのコミュニケーションを深める重要な時間と考えられています。そのため、韓国人は一人で食べることを嫌い、みんなで一緒に食事をとることを好みます。


食事は料理を小鉢や共用の皿に盛り、全員でシェアして食べることが一般的です。韓国ドラマなどでもそのシーンはよく見ることができると思います。

 

2010年に放送されたドラマ「美味しい人生」では、家族が経営する食品会社の製品開発や韓国の伝統的な料理が頻繁に登場し、食文化に触れることができます。

 

 

 

 

 

 

お酒文化

韓国ドラマや映画でもお酒を飲むシーンはよく登場します。韓国のお酒に関するマナーや文化は、他の国と比べて独自の特徴があります。


まず、よく見かけるのが独特なお酒の注ぎ方と受け方です。上の人へお酒を注ぐ時はビンを右手で持って、左手をビンや右ひじに添えたり、男性の場合は胸に軽く当てたりします。また目上の人からお酒を受ける時は、グラスに手を添えて必ず両手で受け取ります。


お酒を飲むときは、目上の人に対し正面を向いて飲むのは失礼にあたるため、体や顔を少し横に向け、左手でそっとグラスを隠して飲みます。


また、日本では上司や先輩のグラスが半分ほど空くと、すかさずお酌をする習慣がありますが、韓国ではお酒の注ぎ足しは失礼にあたります。相手のグラスが全てあいてから注ぐのがマナーです。

 

 

 

 

 

 

韓服(ハンボク)

韓国の伝統的な衣装である「韓服(ハンボク)」は特に歴史ドラマや時代劇などでよく登場します。鮮やかな色使いと美しいデザインの韓服は、韓国の伝統的な文化を象徴するものです。

 

韓服の色は、様々な意味を持ちます。例えば、赤は幸運や祝福を表し、青は長寿や平和を象徴します。また、色の組み合わせや模様も独自の意味を持っています。

 
現代では、伝統的な韓服が日常的に着用されることは少なくなりましたが、特別な行事や祝い事の際には見られます。宮廷を舞台にしたドラマ宮廷女官チャングムの誓いや大ヒット時代劇大長今(だいちょんごむ)」では韓服が多く登場します。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。本日の記事では「韓国ドラマから学べる韓国の文化」についてご紹介させていただきます。韓国ドラマからでも韓国の様々な文化を知ることができます。韓国に興味のある方は是非そういった視点でもお楽しみください!


 


 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

イラストで覚えるhime式もっとたのしい韓国語単語帳 [ hime ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/8/6時点)