皆さんは英語のスピーキング力やリーディング力を図る指標をご存知でしょうか。本日の記事ではリーディング力を図る指標であるWPMとスピーキング力を測る指標であるSPMについてご紹介させていただきます。
WPMとは
WPMとは「Words Per Minute」の頭文字をとったもので、1分間当たりに読める単語数を表します。英語を読む速さの指標として一般的に使われています。例えば、100WPMの人は1分間で100単語の文章を読んで理解できるということになります。
ちなみに、英語ネイティブの人の平均が200~250WPMで、日本人の平均WPMは80~100前後と言われています。TOEICの問題を時間内に解き終えるためには150wpm以上が必要となってきます。
WPMの測定方法
WPMは以下の式で測定することができます。
単語数÷秒数×60
長文の単語数を数えるのは大変ですが、以下のサイトでWPMを測定することができるので、自身のWPMを知りたい方は試してみてください。
SPMとは
リーディング力を測る指標である WPMをご紹介しましたが、スピーキング力を測る際はSPM(Sentence Per Minute)という数字を使います。
SPM とは1分間あたりに話せる英文の数を表します。例えば、「What are your hobbies?(あなたの趣味は何ですか)」と聞かれ、1分間で以下のように答えたとします。
My hobby is camping.
On my days off, I go camping and enjoy fishing and barbecuing.
Next year I would like to try camping abroad.
この場合、3つの文章が作れているので「SPM3」ということになります。ちなみに、日本人の平均SPMは3-4程度で、ネイティブは15-20以上と言われています。
SPMの測定方法
SPMの測り方は簡単です。「趣味のこと」「家族のこと」「将来の夢について」なんでもいいのでテーマを決めて英語で話してみてください。
自分の声を録音しながら、ストップウォッチで1分間図ってください。あとは録音した音声を聞きながら、何文章作れたかカウントすればSPMがわかります。
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「英語力を図る指標WPMとSPM」についてご紹介させていただきました。英語学習者の方は、自身のリーディング力やスピーキング力を知るために、定期的に測定することをおすすめします。今後も英語に関する役立つ情報をお届けいたします~☆
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