プーケット周辺にはたくさんの島があります。その中でも一番人気なのは、レオナルドディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台となったことで有名になった「ピピ島」ではないでしょうか。
ピピ島はプーケットから約50kmの東に浮かぶ島です。プーケットのパトンビーチにあるたくさんのツアーデスクでは、ピピ島周辺のいくつかのスポットを周るプーケットからの日帰りツアーを予約することができます。
本日の記事では「プーケット発の日帰りピピ島ツアー」について詳しくご紹介したいと思います。「プーケットに行く予定のある方」「ピピ島に行ってみたい方」は是非参考にしていただければと思います!
ツアー選びのポイント
ピピ島へのツアーには様々な種類があり、各ツアー会社によって少しずつ内容が異なります。自分にあったツアーを選ぶために、以下の項目に注意してみましょう。
大型船かスピードボートか
ピピ島へ行くには「大型船」と「スピードボート」の2種類があります。大型船だと約2時間、スピードボートだと約45分で行くことができ、大型船の方が値段は安いです。
ピピ島でたくさんのスポットを回って、観光したり、泳いだりしたいという方はスピードボートのツアーがおすすめです。逆に、泳ぐよりも船からの景色などをゆっくり楽しみたいという方は大型船でもいいかもしれません。
どこを周るのか
そして重要なのが「どこを周るツアーなのか」ということです。これはツアーによってかなり異なるため、確認しておくことが大切です。
私が参加したツアーの場合「ピピ島&カイ島」の合わせて7スポットを周るツアーでした。日程は以下のような感じです。
国立公園入場料は含まれているか
ピピ島へ行くには国立公園の入場料1人400バーツ(約1400円)を支払う必要があります。ツアーによってはこれが含まれているものと含まれていないものがあるので注意が必要です。
他のツアー会社よりも安いと思って予約したのに国立公園入場料が含まれていなかったなんてことにならないようにしましょう。
また、基本的にはどのツアーも「滞在先への送迎」「ランチ」「シュノーケルマスクレンタル」「飲み物」は含まれているかと思いますが、心配な方は申し込むときにこちらも確認しておくとよいでしょう。
料金
インターネットでも予約できるサイトはたくさんあります。料金の相場はだいたい1700~2500バーツくらいだと思います。ツアーの種類や時期によっても大きく変わってきます。以下のサイトを参考にしてみてください。
ピピ島オプショナルツアーは格安・現地価格のプーケット旅行センター
ちなみに私はパトンビーチの北側のPhrabarami Rd.にある下の写真のツアーデスクで1人1600バーツで申し込みました。前日でも申し込み可能でした。
ピピ島ツアーの内容
私が参加したツアーの内容をご紹介させていただきます。申し込んだツアーは以下の通りでした。
7:30~9:00 みんなをピックアップしながらボート乗り場へ
当日は朝7:30~7:46の間にドライバーがピックアップに来るという予定で、時間通り7:30にバンが迎えに来てくれました。私たちを最初にピックアップして、その後5ヵ所くらいに停まりお客さんをピックアップしながらプーケットのAA Marinaという桟橋に向かいました。
AA Marinaにつくと紅茶、コーヒー、クッキーなどが置いてある待合場のような場所があり、船が来るまで少し待機しながら、ガイドさんからツアーの説明を受けました。そして船に乗り込むと約50分程で最初のスポット、マヤベイに到着しました。
10:15~11:00 マヤベイ観光
マヤベイは映画「ザ・ビーチ」の舞台の場所でもあり、ピピ島の一番の見どころともいえるビーチです。
マヤベイは環境保全のため2018年6月~2021年12月までは上陸が禁止されていました。しかし、2022年から再び上陸可能となり、現在とても綺麗な海を見ることができます。
まだ遊泳は禁止なのですが、足を少し浸かって写真撮影などは可能です。このマヤベイでは約40分滞在して写真撮影などを楽しみました。
続いて、深くて綺麗なポイントでボートから飛びこんで泳いだりしながら、バイキングケーブ(Viking Cave)などのいくつかのスポットを船から観光して、ピピドン島へ向かいました。
12: 00~13:00 ピピドン島でランチ
ピピドン島ではビュッフェランチを食べました。ここで食べたマッサマンカレーはタイで食べたカレーの中で一番美味しかったです。
ランチの後は自由時間で出発まで目の前のビーチで泳いだり、売店で飲み物やアイスなどを買ったりすることができました。
13:20~14:00 シュノーケリング
その後、ピピ島からすぐのすごくきれいなスポットでシュノーケリングをしました。シュノーケリングマスクは貸してもらえます。
ビーチからは来れない沖の方でボートを停めてくれるので、3メートル以上の深さの海で魚たちと共に泳ぐことができます。
14:40~16:00 カイ島にて自由行動
その後、約40分かけて「カイ島」という島に移動します。とっても綺麗なホワイトサンドの小さな島です。
ここでも、マスクを借りてシュノーケリングを楽しむことができます。またレストランや売店もあり、有料でパラソルチェアに座ることもできるので、座ってのんびりしたりもできます。
17:00 帰宅
カイ島からプーケットまでは10分程度で着きます。その後バンに乗り換えて行きと同じように滞在先まで送り届けてくれます。
滞在先まで送ってもらえるため、着替える必要がなく、水着で出かけてそのまま帰ってシャワーを浴びれるのでとってもありがたかったです。
持っていくと良いもの
ピピ島日帰りツアーに参加してみて「持っていけばよかったな」と思う物をご紹介させていただきます。
お菓子などの軽食
泳ぐと思いのほか体力を消耗します。朝も早いので、ちゃんと朝食を食べていなかったため、昼食までにかなりお腹が空いてしまいました。
お昼を食べるピピドンまでは売店などは一切ないため、お菓子などを持っていけばよかったと思いました。
ちなみに水やコーラは移動中などにボートの中で何回かもらえました。
水中メガネ
シュノーケルマスクは貸してもらえるんですが、貸してくれるのがお昼の後のシュノーケルスポットからでした。
お昼前に寄る飛び込みポイントでは、あまり長いをしないからか貸してくれなかったので、もし持っている方は水中メガネを持ってくと良いでしょう。
マリンシューズ
海の中にはウニが多く、岩などに立った際に足に刺さってしまう事故が多いようです。私はウニは踏まなかったのですが、岩の鋭いところでかかとを少し切ってしまいました。足を守るためにもマリンシューズを持っていくことをお勧めします。
チップ用の100~200バーツ
私が参加したツアーのタイ人スタッフたちはほんとに親切でいい人ばかりでした。頼まなくても写真を撮ってくれたり、泳いでボートに返ってくるたびに「飲み物飲む?」と声をかけてくれたり、素晴らしいサービスでした。
1日お世話になるツアーなので、もしいいサービスを受けたと思ったら、チップをあげると喜んでもらえます。ツアーの最後にスタッフたちへのチップはこちらに入れてくださいと箱を入れて回っていました。
いかがでしたでしょうか。本日は「プーケット発の日帰りピピ島ツアー」についてご紹介させていただきました。
正直こんな盛りだくさんのツアーが一人5000~10,000円で行けるなんて信じられないです。20,000円くらい払ってもいいくらいの価値はあります。
プーケットに行く機会があれば是非参加することをおすすめします!最高の思い出になること間違いなしです。今後もタイに関する情報をお届けいたします~☆
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