コロナの影響で海外旅行に行けなくなって約1年半が経ちました。そんな中、最近では入国制限緩和などのニュースをよく目にするようになりました。
タイでは11月1日からワクチン接種完了などを条件に62ヵ国/地域に対して隔離なしでの入国を認めています。
とは言え、コロナ禍以前のように自由な渡航というわけにはいきません。入国にはいくつかの条件や事前準備が必要となります。本日の記事では、タイへの渡航を考えている方のために、2021年11月現在の「隔離なしでタイへ入国するステップ」をご紹介させていただきます。
入国の制限などは変更する可能性がありますので、必ず最新の情報を大使館のホームページなどで確認することをおすすめします。
在タイ日本大使館→https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
在東京タイ王国大使館→https://site.thaiembassy.jp/jp/
タイ国政府観光庁の公式ニュースサイト→https://www.tatnews.org/thailand-reopening/
以下で紹介する入国のステップは「タイ国政府観光庁の公式ニュースサイト」で英語の記事で発表された内容を基にしております。タイ渡航をお考えの方は是非参考にしてください。
到着前
まず初めに、タイ渡航前に準備するものと入国までのステップをご紹介いたします。
必要条件
・認められている国/地域(日本を含む)に21日以上滞在し、空路でタイへ入国すること
・タイから渡航し帰国するタイ人および在住外国人はこの必要条件は免除される
必要な書類
・ワクチン接種証明書(承認されているワクチンを渡航14日前に接種していること)
・3ヶ月以内に感染歴のある人は渡航14日前までに1回の承認されたワクチンを接種する必要があり、治癒証明書が必要となる
・親と一緒に旅行する12歳未満の旅行者はワクチン接種は免除される
・渡航前72 時間以内に発行されたPCR 検査による新型コロナウィルス非感染証明書
・PCR 検査の結果が判明するまで一晩待機するためのSHA+, AQ, QQまたはAHQ(指定ホテル)とPCR 検査の予約確認書
・5 万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証
ステップ
タイランドパスの申請は以下のサイトより行います。
Thailand Pass Registration System (for air travel only)
② ワクチン接種証明書とPCR検査を含む支払い済みの宿泊施設などの必要書類をアップロードし、承認されるまで3-5営業日待つ
③承認されるとタイランドパスQRコードを受け取ることができます
到着時
上で説明したのがタイ渡航前までにやることです。ここからはタイ到着後に行うことを説明させていただきます。
④ ヘルスコントロールにてタイランドパスQRコードを提示しチェックしてもらった後、入国手続に進む
⑤ 予約したホテルまたは検査施設でPCR検査を受ける(6歳未満の子どもは唾液テストを受ける)
⑥ 手配してある空港送迎でホテルへむかう(空港から2時間以内の距離)
⑦ ホテルでアプリ「モーチャナ」をダウンロードする
滞在中
⑧ 少なくとも1泊はSHA+, AQ, QQまたはAHQ(指定ホテル)に滞在して、室内でPCRテストの結果を待つ。病院職員は6時間以内に結果を知らせる必要がある。
⑨ コロナが陰性だった場合、旅行者は6-7日目に行う自己検査のための抗原検査キットをもらう
⑩ 6-7日目に行う自己抗原検査の際は「モーチャナ」よりアラートがある
D-M-H-T-T-A予防策を実施する
(D-距離を取る、M-マスク着用、H-手洗い、T-体温測定、T-コロナ検査、Aーアラートアプリケーション)
出発時
⑪ 自由にタイ国内を旅行したり、タイ国外に行くことができるが、旅行者は各目的国/地域で発表されているガイドラインや基準に従うことが望ましい
いかがでしょうか。まだまだ自由な渡航とはいかないですが、数か月前に比べるとかなり緩和されてきています。年末年始はタイへの旅行を考えてみてはいかがでしょうか?
本日ご紹介させていただいた内容は2021年11月現在の情報です。入国の条件は随時変更されますのでご注意ください☆