TOEICはただ英語力が高いだけでは高得点を取ることができない厄介なテストです。高得点を取るには、TOEIC問題を解くためのテクニックが必要となります。
この記事では「TOEICパート別テクニックまとめ」をご紹介させていただきます。たった3分この記事を読むだけで、一生使えるTOEICに最も重要なテクニックを知ることができます。
Part 1 「状態」「位置関係」をチェック
TOEIC Part 1の写真リスニング問題は、まず写真の風景が「どんな場所か」を把握します。そして前景や背景の目立つものとそれらの「状態」と「位置関係」に注目します。
風景ではなく「物」だけが目立っている場合は、「位置関係」が特に重要です。選択肢をきくときは「主語」が何なのかということに注意して聞くようにしましょう。
Part 2 冒頭を絶対に聞き逃さない
TOEIC Part 2のリスニング問題は、とにかく「冒頭」に神経を集中させてください。特にリスニングが得意でない方は、文全体の意味がとれなくても、冒頭部分が「WH疑問詞」の問題は冒頭を聞き取れれば正解できる可能性が高いからです。
例えば質問が "Where" で始まり選択肢が(A) At one o'clock. (B) For five years. と続けば正解は(C)に決まります。前の問題で悩んでいると重要な「最初の1語」を聞き逃してしまうので注意しましょう。
Part 3 必ず設問を先に読む
TOEIC Part 3のリスニング問題では「 必ず設問を先に読む」というテクニックが必要です。3つ目の設問の後次の会話が読まれるまで8秒の時間があります。このポーズを利用して次の3つの設問を読みます。選択肢には1秒だけ目を通す程度で大丈夫です。
先読みのポイントとしては、「特に設問の主語を確認すること」です。正解のヒントはその人物が言う可能性が高いので要注意です。
Part 4 設問の順番とヒントの順番は一致する
TOEIC Part 4のリスニング問題では、基本的に設問の順番とそのヒントが聞こえてくる順番は一致します。最初の設問のヒントは問題文の頭から約15秒以内にあります。もし解けないと感じたらヒントを聞き逃した可能性がありので、次の設問に意識を移さなければ全滅する危険があります。
このパートが苦手と感じる人は2問目、3問目を確実に解くと決めて、設問と選択肢をじっくり読んでから解答すれば、全体の正解率が上がる可能性が高いです。
Part 5 語彙問題は諦めが肝心
TOEIC Part 5で最も多く出題されるのが語彙の問題です。選択肢にある単語の品詞がすべて同じなので特定しやすいと思います。文全体の意味がわからないと解答できないので文頭から目を通す必要があります。
しかし、単語を知らなければどんなに悩んでも正解できないので、次に進むことが重要です。
Part 6 「文選択問題」は最後に解く
TOEIC Part 6は1文書に必ず1問、空所に語句ではなく文を入れる「文選択問題」があります。これは選択肢を先読みせずに文書を読み終えて全体の文書の流れを押さえてから解くほうが短い時間で解答することができます。
1~3問目にこの「文選択問題」があったとしても最後に解くようにしましょう。
Part 7 文書と設問タイプを見極めて時間配分する
TOEIC Part 7は時間管理が非常に重要となってきます。
2016年までの旧形式のテストでは、短く解きやすい文書は前半に、難解な文書は後半にありましたが、新形式テストになってからはその傾向はなくなっています。
そのため、解答を見つけやすい設問は確実に正解し、解答を見つけるのに時間がかかる設問は時間を区切って取り組む必要があります。
解答根拠を見つけやすい問題とは、文書の概要を問う「文脈型問題」や、文書中の特定の詳細情報を問う「ピンポイント問題」などです。
解答根拠を見つけるのに時間がかかる設問とは、"What is stated about~?", "What is suggested about~?"といった形式の「選択肢照合型問題」や間違っているものを選ぶ「NOT型問題」です。
いかがでしたでしょうか。本日は「TOEICパート別テクニックまとめ」をご紹介させていただきました。TOEICで高得点を取るためには必須のテクニックですので、是非覚えて実践してみてください。
今後も語学に関する役立つ情報をご紹介させいただきます~☆