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英文法を勉強する上で最も重要な4つのこと

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英語の文法と日本語の文法は大きく異なります。そのため、日本人が英語を習得するには、文法の学習がとても重要です。

 

本日の記事では、そんな英語の基礎の部分でもある英文法を学習する上で「最も大事なこと」をご紹介させていただきます。「英文法に苦手意識がある」「一から文法を勉強しようと思っている」という方は是非読んでいただきたいと思います!

 

 

 

①品詞と文型の知識

英文法を学習する上で最も大事なことが「品詞と文型の知識」です。品詞と文型の知識が足りないと他の文法項目の理解が浅くなってしまいます。

 

例えば、不定詞の説明を読んでいて「形容詞的に使う」と書いてあったとします。ここで「形容詞ってなんだっけ?」という状態では不定詞の説明は理解できません。その結果、全体的に文法が苦手と感じてしまいます。とにかく最初は「品詞と文型の知識」を身につけることが重要です。

 

 

 

②理解と暗記を混合しない

二つ目に大事なことは「理解と暗記を混合しないこと」です。文法には理解が必要なことと、単純に暗記すればいいことがあります。

 

例えば、不定詞の動名詞的用法」動名詞はどちらも「~すること」という意味ですが、いつでも同じように使えるわけではありません。後ろに不定詞しか置けない動詞と、後ろに動名詞しか置けない動詞があります。このように抽象的で応用できる知識を身につけることが「理解」です。

 

一方、「wantの後ろは不定詞だけ」「finishの後ろは動名詞だけ」と個別で具体的な知識を覚えることが「暗記」です。

 

文法問題にはこのような単に知識を暗記しているかどうかを問う問題も出題されます。ここを間違えて、「やっぱり私は文法がわかっていない」と思ってしまわないようにしましょう。実際には「ただ覚えていないだけ」です。時間と労力を無駄にしないためにも、自分は本当にわかっていないのか、ただ単に覚えていないだけなのかを区別するようにしましょう。

 

 

 

③教材は繰り返し読んで理解する

三つ目に大事なことは「教材は繰り返し読んで理解する」ことです。教材をただ読んでいるだけでは頭に入りません。1回で理解しようとせず、「繰り返し読む」ことを大事にしてください。単語などの暗記と同じで繰り返しているうちに自然と頭に入るはずです。

 

頭に記憶が残っているうちに復習すると身に付きやすくなります。そのため、2日以上あけずに復習をするのがよいでしょう。

 

 

 

④とにかく反復練習

「反復練習」は語学学習において最も効果的なトレーニングです。しかしこの反復練習をする目的は「問題のポイントを身につけること」であって「問題に正解すること」ではありません。

 

そのため、反復練習を行うときは必ず目的意識を持ち「なぜこれが正解なのか」「なぜそれ以外の選択肢はダメなのか」を確認しながら解くことを心掛けましょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

この記事では「英文法を学習する上で最も大事な4つのこと」をご紹介させていただきました。内容をまとめると以下の通りです。

 

①品詞と文型の知識
②理解と暗記を混合しない
③教材は繰り返し読んで理解する
④とにかく反復練習