英語を学ぶ上で、動詞の使い方を正しく理解するのはとても重要です。動詞には「自動詞」と「他動詞」の2種類があり、それぞれ用法が異なります。TOEICのPart5では、自動詞と他動詞を見極める力を問う問題がよく出題されます。
この記事では、「自動詞と他動詞の違い」と、「TOIECに頻出する自動詞、他動詞」について紹介いたします。
「自動詞」とは?
自動詞とは「動作や作用が他に影響しない動詞」のことで、目的語を必要としません。主語+動詞だけでも文が成立しますが、後ろに<前置詞+名詞>や副詞を導くことができます。
例えば、動詞の"arrive"などです。"I arrived." のように目的語なしで文を作ることも可能ですし、"I arrived at the airport."のように後ろに<前置詞+名詞>を置くこともできます。
「他動詞」とは?
他動詞とは「動作や作用が他に影響する動詞」のことで、目的語を必要とします。後ろに目的語が無いと、文として成立せず、意味も通りません。
例えば他動詞 "have"です。"I have a pen." の文で a pen が欠けると不完全な文となってしまいます。他動詞は後ろに目的語をとるため、目的語の前に前置詞は必要ありません。
覚えるべき自動詞
<自動詞+前置詞+名詞>の場合、どんな前置詞を用いるかはその自動詞との相性で決まります
aim at~ :~を狙う
account for~ :~を説明する
suffer from~ :~で苦しむ
persist in~ :~に起因する
consist of~ :~に固執する
approve of~ :~に承認する
agree to/on/with~ :~に賛成する
覚えるべき他動詞
下の動詞はその意味から自動詞とも違えやすいので注意が必要です。後ろに前置詞は不要です。
attend~ :~に出席する(× to~)
answer~ :~に答える(× to~)
marry~ :~と結婚する(× with~)
enter~ :~に入る(× in~)
reach~ :~に到着する(× at / to~)
mention~ :~を述べる(× to~)
accompany~ :~についていく(× with~)
oppose~ :~に反対する(× to / against~)
inhabit~ :~に住む(× in~)
いかがでしたでしょうか。本日は英語の「自動詞」と「他動詞」についてご説明させていただきました。意味から推測するのではなく各動詞の語法としてマスターしてみてください!TOEICだけではなく英会話でもとても役立つと思います!!