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韓国語習得法☆動機付け編【私が習得するまでに実際にやったこと】

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最近は「愛の不時着」「梨泰院クラス」などの韓国ドラマの影響やK-POPの人気により韓国語を勉強する人が増えているそうです。

 

2003年頃、ドラマ「冬のソナタ」のヨン様ブームから始まり、日本では定期的に韓流ブームが起こっているように感じます。

 

私は特にK-POPやドラマにハマったことはないのですが、いろんな巡り合せで韓国留学の経験があり、韓国語が話せるようになりました。留学中はコンビニ店員としても働いていました。


この記事では「韓国語を勉強したいけど何から始めよう」「韓国留学にも興味あるけど不安」という方のために、私が韓国語を習得した方法や韓国留学についてお話したいと思います。

 

 

きっかけは些細なこと

 

私が韓国語をやろうと思ったきっかけは、一言でいうと「韓国人に恋をしたから」です。
ワーキングホリデーでニュージーランドに行った時、ある韓国人の男の子に出会いました。まだ10代で外国人と接する機会もなかった私が、初めて仲良くなった外国人でもありました。
彼は私よりも英語が上手くて、みんなに優しくて、それはそれは輝いて見えました。それから少しずつ彼と仲良くなっていったんですが、数ヶ月後、彼は連絡もせずにいきなり帰国してしまったんです。

 

 

そこで私は決意します。

 

「帰国したら次は韓国に行って韓国語を学ぼう」
この時の私は、韓国という国に憧れを持っていました。とにかく行ってみたいという好奇心と、いつか彼に再会して韓国語で話したいと強く思っていました。
(後に、彼は他の日本人女性とも遊んでいて、韓国には彼女がいたと知らされました)

 

私が韓国語を勉強する理由「韓国に行きたい、あの人と韓国語で話したい」というのは一見、不純な動機と思われてしまいそうですが、実は言語を学ぶ動機付けとしてはかなり強い動機付けになるんです。

 

 

動機付けについて

 

ここで少しだけ言語学のお話をさせてください。
日本語教師の資格をとるときに少し勉強しました)
第二言語を習得するときの動機付けには下記の2種類があります。

①道具的動機づけ
「テストに合格するため」や「昇進・昇給のため」など言語と関係ないものが学習する動機となるもの。

②統合的動機づけ
その言語が話されるコミュニティーの一員になりたいという思いが動機付けとなるもの。外国語を学ぶプロセスそのものが楽しみとなること。

研究の結果、この「②統合的動機づけ」のほうが学習の成功につながりやすいと言われています。

 

私が韓国語を始めたのは②に当てはまります。また「韓国ドラマが見たい」などの場合も②に当てはまるでしょう。
すなわち、「韓国が好き」「韓国語が聞き取りたい」などの言語そのものが学習の動機となっているというのは、実は語学の勉強を始める上でかなり有利な状態なんです。 

 

 

まずはフレーズで韓国語を覚える

 

では実際に何からスタートすればよいのでしょうか。私がどのように韓国語を習得していったかについてお話しさせていただきます。

 

ニュージーランドにいた頃は、クラスメイトや職場に韓国人がたくさんいました。韓国人を見つけては仲良くなって、使えそうな韓国語のフレーズを覚えていきました。

 

・안녕하세요
アンニョンハセヨ
(こんにちは)

・안녕히 가세요/계세요
アンニョンヒ カセヨ/ケセヨ
(さようなら)

・잘 먹겠습니다
チャル モッケッスムニダ
(いただきます)

・잘 먹었습니다
チャル モゴッスムニダ
(ごちそうさまでした)

・맛있어요.
マシッソヨ
(おいしいです)

 

日本にいる方は、テキストやYou Tubeからフレーズを覚えてみてもよいでしょう。だんだん知ってるフレーズを増やして、知ってる言葉がドラマなどで出てくるともっともっと楽しくなっていきます。

 

 

ハングルを覚える

 

韓国語を勉強する人の多くは「話せるようになること」「聞き取れるようになること」が目的だと思いますが、是非一緒にハングルを覚えてみてください。最初はただの記号にしか見えないと思いますが、構造は意外と簡単で、本気を出せば1日で読めるようになっちゃいます。

韓国語は日本語と非常に似ています。文法はほぼ一緒で、同じ発音の単語もたくさんあります。ただ文字が全然違うことから遠くに感じてしまう言語でもあります。韓国語が読めるようになることで韓国との距離がぐっと縮まり、勉強のモチベーションも上がることでしょう。

 

 

韓国で韓国語を学ぶ

やはり言語学習の一番の近道は現地で学ぶことだと思います。
たくさんの韓国語フレーズを覚え、ハングルを読めるようになった私のモチベーションはさらに上がりました。ちゃんと文法を一から勉強したいと思い、韓国の語学学校に行くことを決意します。

韓国では語学学校に3学期(約8か月)通い、日常生活には困らないくらいの語学力を身につけました。また、現地のコンビニでのアルバイト経験もあります。


実際に韓国留学に行くためにしたこと、語学学校での韓国語習得、現地での生活についてまとめた以下の記事も是非ご覧ください!

natsbar.hatenablog.com