グローバル化が急速に進む近年、英語の重要性はますます高まってきています。そんな中、英語学習者の数は年々増え続けています。
英語は中学や高校でも勉強していたし、少し勉強すれば話せるようになるだろうと思っている方も多いと思います。しかし、大人になってから英語を勉強しなおして、ペラペラに話せるようになるのは、実はかなり大変で、相当な努力が必要となります。
英語学習者の中には「英語を勉強しているけどなかなかスラスラ話せない」「文法は勉強しているのに言いたいことを表現するのが難しい」という悩みを持つ方も多いと思います。
本日の記事では「英語をスラスラ話すための4つのポイント」についてわかりやすく解説させていただきます。具体的な勉強法についても最後にご紹介していますので、是非参考にしていただければ幸いです。
英語をスラスラ話すためのポイント
1. 完璧を求めすぎない
英語を話すときに「正しい文法で言わなきゃ」と意識してしまって、頭が真っ白になって止まってしまう人が多いです。
実際、ネイティブでも文法ミスは日常的にあります。言語は言いたいことを伝えるための手段でしかないので、間違ってもいいから伝わればOK!の気持ちで話し続けるのが、流暢さへの第一歩です。
2. 頭の中で英作文をしない
日本語で考えてから英語に直していると、会話スピードについていけません。英語を理解するのや、話すのに時間がかかってしまうという人は、まずは英語を「日本語に訳さずイメージで理解する」練習が必要です。
たとえば「I'm hungry」は「私はお腹が空いています」ではなく、"空腹"という感覚と直接結びつけるイメージです。
3. シンプルな英語を使う
難しい単語や構文にこだわると、会話が詰まりやすいです。「わからない単語=言い換え」で乗り越える力をつけると、会話が止まりにくくなります。
例えば「recommend(推薦する)」が出てこなかったら「I think it's good for you(あなたにいいと思う)」と言い換えるなど、シンプルで簡単な表現に言い換えるクセをつけましょう。
4. 「型」で覚える
例文やフレーズを丸暗記しておくと、会話で自然に出てきます。「Can you ~?(~してくれる?)」「How about ~?(~はどう?)」「Let me ~(~させて)」など、よく使う表現をセットで覚えましょう。型を増やすほど、応用もどんどん利くようになります。
効果的な練習法
では、英語をスラスラ話すために効果的な勉強法についていくつかご紹介させていただきます。
1. シャドーイング
英語音声を聞いて、ほんの少し遅れて同じように真似して声に出します。ポイントは「意味を考えず、音をそのままコピーすること」です。
ネイティブのリズム、イントネーション、音のつながり(リエゾン)が自然に身につきます。最初は短いセンテンスから、慣れたらニュースやドラマに挑戦するのもおすすめ。
2. スピーキング日記
毎日「自分の1日」や「今日思ったこと」を英語で話す習慣をつけます。書かなくても大丈夫なので、声に出すことが重要です。
最初は短くてもいいので、「とにかく話す量」を増やしていくとスラスラ感が育ちます。
例:「Today, I went to the supermarket and bought some apples.」(今日はスーパーに行ってリンゴを買った)
3. 瞬間英作文
日本語文を見て、すぐ英語に直すトレーニングです。使うのは中学レベルの超シンプルな英文で大丈夫です。ポイントは正確さよりもスピードを重視することです。
たとえば「私は毎朝コーヒーを飲みます」→ "I drink coffee every morning." を瞬間的に出す練習を繰り返します。
4. オンライン英会話・英語カフェ
実際に人と話すと、「どうにかして伝えよう!」と本能的に頑張れます。最初は緊張するけど、続けるうちに「英語を話すのが普通」になってきます。
はじめは「フリートーク」より「テーマトーク」(趣味・旅行・映画など)のほうが話しやすいです。興味のある話題だと、英語でもスラスラ話しやすくなります。
好きな映画、スポーツ、趣味、旅行の思い出など、話したいことを英語にする練習がとても効果的です。「この表現が言えない!」という発見があったら、そこを覚えていくと超実践的な語彙が増えます。
いかがでしたでしょうか。英語をスラスラ話すためのポイントについてご理解いただけたでしょうか。英会話はは、とにかく「止まらないこと」「量をこなすこと」「恥ずかしがらずに実践すること」が大事です。
本日ご紹介したことを参考にして、もっともっと英会話を上達させちゃいましょう。ご覧いただきありがとうございます。今後も英語に関する役立つ情報をお届けいたします~☆