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本日の記事では「現在完了形の使い方3つ」についてご紹介したいと思います。日本人がなかなか感覚を掴むのが難しいと言われる「現在完了形」ですが、まずは基本の作り方を理解していきましょう!
現在完了形とは?
現在完了形とはhaveと過去分詞を使った文型です。過去分詞は受け身を学習したときにも出てきました。以下の記事を参考にしてください。
まずは現在完了形がどんな意味を表すのか、過去形と比較してみてみましょう。
過去形
I lived in Tokyo for three years.
3年間東京に住んでいました。
現在完了形
I have lived in Tokyo for three years.
3年間東京に住んでいます。
過去形の文だと「過去に住んだ」と言っているだけで、おそらく今は東京に住んでいません。
一方、現在完了形の文では「3年間住んだ」ということだけでなく「今も東京に住んでいる」ということも同時に伝えています。
過去形は「過ぎ去ったこと」をいう時に使いますが、現在完了形は過去からつながっている「今の状態」をいう時に使われます。「今も(3年間住んだ)という状態にある」という感覚です。
以下にいくつかの現在完了形の文をご紹介します。
・I have worked here for 10 years.
私はここで10年間働いています(今も働いてる)
・I have arrived at the station at 8:00.
8時に駅に着きました(今も駅にいる)
・David has lost his camera.
デイビッドはカメラをなくしました(今も見つかってない)
これら現在完了形の文には()のような「現在も継続している」というニュアンスが含まれています。現在完了形の文は主に3つの意味で使われます。一つずつ詳しく使い方を見ていきましょう。
①継続を表す文
現在完了形の使い方一つ目は上でも紹介した「継続を表す文」です。過去からつながっている「今の状態」を表すときに「have+過去分詞」で「(今まで)ずっと~している」という意味になります。
ちなみにbe動詞の過去分詞は「been」です。be動詞の文章を現在完了形にした場合は以下のようになります。
I have been busy since yesterday.
私は昨日からずっと忙しい
続いている期間の長さを表すときは「for」が使われ、始まった時期がいつなのかを伝える時には「since」が使われます。
「have+過去分詞」で継続を表すことができるのはbe, know, want, liveのように状態を表す動詞とwork, studyのように継続的に反復される行動を表す動詞だけです。
一時的な動作の継続を表すには「I've been walking for an hour.」のように現在完了進行形にする必要があります。
②経験を表す文
現在完了形の使い方二つ目は「経験を表す文」です。「(今までに)~したことがある」と言いたいときにも現在完了形が使われます。以下の例をご覧ください。
過去形
I saw this movie last year.
去年この映画をみました
現在完了形
I have seen this movie three times.
この映画を今までに3回みたことがあります
現在完了形の文は「今、(この映画を3回見た)という状態にある」のように、自分の「経験」について話しているのです。「~にいったことがある」は「I have been to~」の形で非常によく使われる表現なので覚えておきましょう。
I have been to Canada twice.
カナダに2回行ったことがあります。
Have you ever been to Japan?
今までに日本に行ったことがありますか?
③完了を表す文
現在完了形の使い方三つ目のは「完了を表す文」です。「もう~してしまった」「ちょうど~したところだ」と言いたいときにも現在完了形を使います。以下の例文をご覧ください。
I have already finished my homework.
もう宿題を終わらせました。
I have just finished it.
今ちょうど終わったところです。
この例文は両方、「今、(宿題を終わらせた)という状態にある」というニュアンスです。「already(すでに)」「just(ちょうど)」などの単語がよく文中に使われます。
疑問文で「もう~しましたか?」とたずねるときは以下のようになります。
Have you finished your homework yet?
もう宿題終わったの?
「もう」という意味の「yet」がよく使われます。否定文で「まだ~していない」という時は以下のようになります。
I haven't finished my homework yet.
まだ宿題を終えていません
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「現在完了形の使い方3つ」をご紹介させていただきました。どの使い方の場合でも共通しているのが「過去から繋がる今の状態」を表しているということです。使い方まとめると以下の3パターンです。
①継続:(今まで)ずっと~している
②経験:(今までに)~したことがある
③完了:もう~してしまった、ちょうど~したところだ
現在完了形の文は<have+過去分詞>で表し、主語が3人称単数ならhaveの代わりにhasが使われます。
いかがでしたでしょうか。始めは慣れないかもしれませんが、現在完了形をどのような場面で使うのかを一つずつ理解していき、どんどん使って練習していきましょう!今後も英語に関する役立つ情報をお届けいたします~☆
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