これからの時代、英語は必須のスキルとなってきます。今からでも遅くはありません、一から英語を始めたいと思いませんか??英語を習得することであなたの可能性は間違いなく広がります。
あなたは英語で受け身の文章を作ることができますか?会話の中でもよく使われる受け身、何となくしか理解できていないととっさに作るのは難しいと思います。本日の記事では「英語の受け身」について詳しくご説明したいと思います。
受け身の基本
受け身は受動態呼ばれる形の文で、普通の文は「主語が何かをする」なのに対し、受け身は「主語が何かをされる」という形になります。
普通:先生は健をしかった
↓
受け身:健は先生に𠮟られた
普通:母が兄を起こした
↓
受け身:兄が母に起こされた
英語でこのような受け身を作るときは「be動詞+過去分詞」となります。以下の例文をご覧ください。
・This room is cleaned every day.
この部屋は毎日掃除されます
・This temple was built 300 years ago.
この寺は300年前に建てられました
「~されます」という現在形であれば、be動詞の現在形(am, is, are)を使い、「~されました」という過去ならbe動詞の過去形(was, were)を使います。
過去分詞とは
受け身の文を作る際にbe動詞とセットで使われる「過去分詞」とは何でしょうか。過去分詞とは、動詞から変化した形の一つです。
全ての動詞の過去分詞を覚えるのは大変と思うかもしれませんが、心配ありません。なぜなら、ほとんどの過去分詞は動詞の過去形と全く同じ形だからです。以下の表をご覧ください。
ただし、過去形と過去分詞が違うものもあります。まずは以下の12語を覚えるようにしましょう。
受け身の否定文・疑問文
受け身はbe動詞を使う文なので、否定文・疑問文の作り方はbe動詞の場合と同じです。否定文は、be動詞のあとにnotを入れれば、「~されません」「~されませんでした」という意味になります。
・This computer is not used anymore.
このパソコンはもう使われていません
また疑問文の場合は、be動詞で文を始めれば「~されますか」「~されましたか」という疑問文になります。普通のbe動詞の疑問文への答え方と同様、be動詞を使って答えます。
・Is sushi eaten in your country?
あなたの国でお寿司は食べられていますか。
・Is English spoken in India?
インドで英語は話されていますか?
→Yes, it is. / No, it isn't.
受け身はbe動詞を使うので、do, doesやdidなどは使いません。一般動詞の否定文・疑問文と混同しないように気をつけましょう。
注意すべき点
受け身の文について一通り説明しましたが、ここで注意すべきポイントについて確認しておきます。
過去分詞に「過去」の意味はない
過去分詞は過去分詞と名付けられていますが、過去という「時」は全く関係がないと考えてください。受動態や現在完了形に使われる形であり、過去分詞に「過去」の意味があるわけではありません。
必ずbe動詞と過去分詞をセットで使う!
受け身の文は過去分詞だけでは作ることができません。必ずbe動詞と過去分詞をセットで使うということを覚えておきましょう。
✖ English spoken in many countries.
〇 English is spoken in many counties.
一般動詞の文と混合しない
受け身を学習すると受け身ではない一般動詞の文にもbe動詞をつけてしまう人がいます。一般動詞の文にはbe動詞はつけないので、混同しないように気をつけましょう。
✖ I was played soccer.
〇 I played soccer.
いかがでしたでしょうか。本日の記事では「英語の受け身」についてご説明させていただきました。本日ご説明した内容をしっかり理解し、会話の中でもスムーズに受け身の文が使えるように練習してみましょう!今後も英語に関する役立つ情報をお届けいたします~☆
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