語学ライフ

マレーシア在住 | 海外生活×旅×英語学習のリアルを発信中

「Pretty」の意味は「かわいい」だけじゃない?ネイティブが使う意外な使い方

英語で pretty と聞くと、「かわいい」「きれい」という意味を思い浮かべる人が多いと思います。

でも、海外ドラマや日常会話で出てくるpretty は、実はその意味で使われていないことがとても多いです。

私自身、海外生活を始めたばかりの頃、この pretty の使い方がよく分からず、「褒められてる?それとも普通?」と混乱した経験があります。

この記事では、「かわいい」以外の pretty の使い方を、日本語感覚で分かりやすく解説します。

 

 

 

Pretty は「程度」を表す言葉

会話でよく使われる pretty は、形容詞や副詞の前について 「程度」を表す言葉です。

日本語にすると、

まあまあ
結構
思ったより
そこそこ

といったニュアンスに近くなります。

ポイントは、very(とても)ほど強くないけど、a little(少し)よりは強いという立ち位置にあることです。

 

 

 

 

「Pretty good」はどれくらい良い?

英会話で特によく出てくるのが pretty good。

これを直訳して「とても良い」「すごく良い」と受け取ってしまうと、少しズレます。

実際の感覚としては、

結構いい
思ってたより良い
悪くない、むしろ良い

くらいの、控えめなポジティブ評価です。


日本人が想像する「大絶賛」ではなく、盛りすぎない褒め方だと考えると分かりやすいです。

 

 

 

Pretty はポジティブにもネガティブにも使える

Pretty は「良い意味」だけに使われるわけではありません。

例えば、

・pretty busy
・pretty expensive
・pretty hard

のように、ネガティブな内容をやわらかく伝えるときにも使われます。

 

この場合の pretty は、

・ちょっと大変
・結構高い
・なかなかきつい

といったニュアンスになります。

 

強く言い切らず、感情や評価を和らげるクッションのような役割をしています。

 

 

 

Pretty を使うときの注意点

Pretty は日常会話でよく使われる、ややカジュアルな表現です。

フォーマルな場では、使いすぎるとラフに聞こえることがあります。

トーン次第で皮肉に聞こえることもあり、言い方や表情によっては、「まあね…」という含みを持つこともあります。

そのため、相手のトーンや文脈とセットで理解することが大切です。

 

 

 

なぜ Pretty は日本人にとって分かりにくいのか

Pretty が難しく感じる理由は、主にこの3つです。

 

1. 「かわいい」という意味が最初に刷り込まれている

2. 日本語にピッタリ当てはまる単語がない

3. 文脈でニュアンスが変わる

 

日本語のように「この単語=この意味」と一対一で覚えようとすると、どうしても混乱しやすくなります。

 

 

 


まとめ

Pretty は、かわいいという意味以上に、強く言い切らない、空気をやわらかくするために使われる言葉です。

「pretty = かわいい」だけで覚えるのではなく、会話の中で“程度を調整する言葉”として理解すると、英語がぐっと聞き取りやすくなります。

 

「Pretty」の感覚を理解して使ってみるとグッとネイティブに近づけると思います。参考になれば幸いです!

 

海外に行ったらどれくらいで英語が話せるようになる?【リアルな体験談】

海外に行ったらどれくらいで英語が話せるようになる?

「海外に行けば、自然と英語が話せるようになるよ」

こんな言葉を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

留学や海外移住を考えていると、

どれくらいで話せるようになるのか」は、誰もが一番気になるポイントです。

3か月?半年?1年?

実際のところはどうなのか、リアルな現実と実体験をもとにお話しします。

 

 

 

結論

海外に行っただけでは、英語は話せるようになりません。

少し厳しいですが、先に結論からお伝えします。

海外に行っただけで、自然に英語がペラペラになることはありません。

ただし、環境の使い方次第で、英語が伸びるスピードは大きく変わります。

また、「話せる」の基準が人によって全く違うことも、誤解が生まれやすい理由です。

 

 

 

「英語が話せる」の基準は人それぞれ

一口に「話せる」と言っても、レベル感はかなり幅があります。

挨拶や買い物ができる

日常会話が何とか回る

自分の意見を伝えられる

雑談や冗談が言える

仕事で不自由なく使える

どこをゴールにするかで、「どれくらいで話せるようになるか」の答えは全く変わってきます。

 

 

 

 

レベル別|英語が話せるようになるまでの目安期間

あくまで一般的な目安ですが、現実的な感覚は以下です。

 

英語初心者の場合

1〜3か月:挨拶・簡単なやり取り

半年:超シンプルな日常会話

1年:生活に必要な最低限の会話

 

中学英語は分かる人の場合

1〜3か月:耳が慣れ始める

半年:言いたいことを簡単に伝えられる

1年:会話がかなり楽になる

 

読み書きは得意な人の場合

最初の数か月が一番しんどい

半年以降で一気に伸びるケースも多い

 

 

 

 

実体験:1年間ニュージーランドに行って分かった現実

私が初めて長期で海外に行ったのは、ワーホリニュージーランドに1年間滞在したときでした。

行く前は正直、「3か月もいればペラペラになるでしょ」と、本気で思っていました。

でも、現実は全く違いました。

実際にどうだったかというと…

最初の数か月は、聞き取れないことだらけで、会話は常に緊張するし、言いたいことの半分も言えない…

その後も、独学で英語を勉強しながら生活し、仕事もしていましたが、1年経って、やっと必要最低限のコミュニケーションが取れるようになったという感覚でした。

発音も含めて考えると、「英語ペラペラです」と自信を持って言えるレベルには、
全く届いていませんでした。

 

 

 

伸びる人と伸びない人の決定的な違い

海外にいても、英語があまり伸びない人には共通点があります。

日本人とばかり一緒にいる

間違えるのが怖くて話さない

聞くだけで満足してしまう

「そのうち慣れる」と思っている

 

一方、伸びる人はこんな行動をしています。

正しい方法で勉強する

間違いを気にせず話す

短くても毎日アウトプットする

同じフレーズを何度も使う

分からないことをそのままにしない

 

 

 

「海外に行けば英語が伸びる」は半分ウソ

実は、海外に行っても英語を使わなくても生活できてしまう環境はたくさんあります。

日本人コミュニティが充実している

日本語のSNSや動画が簡単に見られる

英語を話さなくても何とかなる

この状態では、日本にいるのと大差ありません。

 

 

 

海外に行ったら最初にやるべきこと

英語を伸ばしたいなら、最初にまず以下のことに意識してください。

 

自己紹介フレーズを固定する

よく使う英語フレーズを10個決める

聞き取れなかった時の逃げフレーズを用意する

毎日1回は「自分から話しかける」

 

完璧な英語より、使い回せる英語の方が圧倒的に大切です。

 

 

 

多くの人が感じるリアルな声

「思ってたより全然話せない」

「3か月じゃ無理だった」

「ある日、急に聞き取れる瞬間が来た」

 

私自身も、「いつの間にか少し通じている」という小さな成功体験の積み重ねでした。

 

 

 

結局、どれくらいで英語は話せるようになる?

結論として言えるのは、

期間よりも「使い方」が重要

海外は魔法ではなく加速装置

正しく使えば、確実に伸びる

ということです。

 

 

 

 

まとめ|これから海外に行く人へ

私がこれから留学に行く人や英語学習を始める人に言いたいのは3つです。

 

焦らなくていい

周りと比べなくていい

小さな「通じた」を大切にする

 

英語は、ある日突然ペラペラになるものではありません。

でも、確実に積み重なっていくものです。

これから海外に行く方が、少しでも現実的なイメージを持てたら嬉しいです。

英語が自然で上手に聞こえる便利フレーズ20選|例文&解説つき

英語は完璧じゃなくても、こなれた短いフレーズを使うだけで

「あ、この人慣れてるな」と印象をグッと良くできます。

今回は、ネイティブが日常的に使っていて、日本人があまり教科書で習わない “便利フレーズ” を20個紹介します。

 

 

 

1. Sounds good.(いいね / それでOK)

最も万能なカジュアル同意フレーズ。

Yes より柔らかく、気軽で失礼のない返しとして日常会話で大活躍します。

予定の確認、提案への返事、同意など どこでも使えるのが魅力。

 

 

例文

Dinner at 7? — Sounds good!
 → 7時に夕食どう? — いいね!

Let’s try this one. — Yeah, sounds good.
 → これ試してみようよ。— うん、いいね。

 

 

 

2. I’m down.(やろう!賛成 / 乗り気)

カジュアルに「行くよ!」「やろう!」と賛成する言い方。

友達同士でめちゃくちゃよく使われます。

積極的なテンションが伝わるフレーズ。

 

例文

Want to go hiking this weekend? — I’m down!
 → 今週末ハイキング行かない? — 行く!

Anyone down for bubble tea?
 → 誰かタピオカ行かない?

 

 

 

3. I’m in.(参加する / 加わる)

グループ活動に「参加する」と簡潔に言えるフレーズ。

“I’m down” より少し丁寧で、会社でも友人関係でも使える。

 

例文

We need two more people. — I’m in!
 → あと2人必要だ。— 私入るよ!

Count me in.
 → 私も参加で!

 

 

 

4. It depends.(場合によるね)

YES/NO をはっきり言いたくない時の万能表現。

曖昧に返したい時・状況によって答えが変わる時に便利です。

 

例文

Do you like working from home? — It depends.
 → 在宅勤務好き? — 場合によるね。

Will it rain tomorrow? — Depends on the area.
 → 明日雨降る? — 地域によるかな。

 

 

 

5. Not really.(そうでもない / そこまでじゃない)

ストレートに NO と言うより柔らかく否定できる表現。

気まずさを減らせる便利フレーズ。

 

例文

Do you like spicy food? — Not really.
 → 辛いの好き? — そうでもないかな。

Did you enjoy the party? — Not really… it was too loud.
 → パーティ楽しかった? — そうでも…ちょっとうるさかった。

 

 

 

6. I guess so.(まあそうだね / 多分ね)

曖昧な YES。

言い切らずに、少し控えめな同意を示したいときに使われる。

 

例文

You look tired today. — I guess so.
 → 今日疲れてるね。— まあそうかも。

Is this the right way? — I guess so.
 → これ合ってる道? — 多分ね。

 

 

 

7. I’m not sure.(よく分からない / はっきり言えない)

“I don’t know” より柔らかく丁寧。

質問に即答できない時、確信がない時に使える。

 

例文

Is he coming tonight? — I’m not sure.
 → 彼、今夜来る? — ちょっと分からない。

I’m not sure if this is correct.
 → これが合ってるかは自信がないです。

 

 

 

8. That’s true.(確かにね)

相手の意見に同意する自然な相槌。

日常会話で本当に頻出。

 

例文

It’s getting hot these days. — That’s true.
 → 最近暑くなってきたね。— たしかに。

He works really hard. — True!
 → 彼ほんとよく働くよね。— だね!

 

 

 

9. Fair enough.(なるほどね / そういう考えもあるね)

相手の理由を聞いて納得する時に使われる、大人っぽい表現。

 

例文

I can’t go today, I’m busy. — Fair enough.
 → 今日は行けない、忙しくて。— なるほどね。

It’s too expensive. — Fair enough.
 → これ高すぎるよ。— まぁ確かに。

 

 

 

10. Makes sense.(なるほどね / 理にかなってる)

理由や説明を聞いて「納得した」というリアクション。

自然で使いやすい万能表現。

 

例文

We should leave early to avoid traffic. — Makes sense.
 → 渋滞避けるなら早めに出よう。— なるほどね。

Ah, that makes sense now!
 → ああ、これで理解できた!

 

 

 

11. I knew it.(やっぱり / 思ってた通り)

予想が当たった時、少し得意げなニュアンスもあり。

 

例文

He cancelled again. — I knew it!
 → 彼またキャンセルしたよ。— やっぱり!

I knew it was you calling.
 → 電話あなただと思った。

 

 

 

12. Kind of.(まあそんな感じ)

はっきり言いたくない時のぼかし表現。

すごく日常的。

 

例文

Are you hungry? — Kind of.
 → お腹すいた? — まあちょっとね。

Do you like this style? — Kind of.
 → このスタイル好き? — まあまあかな。

 

 

 

13. Not bad.(悪くないね / 結構いいね)

軽い褒め言葉。

褒めすぎず、ちょうどいい距離感のフレーズ。

例文

How’s the food? — Not bad.
 → この料理どう? — 悪くないよ。

Your English is not bad at all!
 → あなたの英語なかなかいいよ!

 

 

 

14. I’ll take it.(これにします)

店で購入を決める時の自然な言い方。

海外ショッピングで必須。

 

例文

Do you want this in black or white?
I’ll take the black one.
 → 黒と白どっちにします? — 黒にします。

 

 

 

15. Let me check.(確認します / 調べますね)

テンポを止めない“つなぎ”フレーズ。

 

例文

What time is the meeting? — Let me check.
 → ミーティング何時? — ちょっと確認するね。

Let me check my schedule.
 → スケジュール確認します。

 

 

 

16. Let me think.(ちょっと考えさせて)

考える時間を作る丁寧な表現。

 

例文

What do you want to eat? — Let me think…
 → 何食べたい? — ちょっと考えさせて…。

Let me think about it.
 → 少し考えます。

 

 

 

17. Give me a sec.(ちょっと待って)

“second” の略 “sec” で一気にネイティブっぽい。

超カジュアルな表現。

 

例文

Give me a sec, I’m finishing something.
 → ちょっと待って、今やってるの終わらせる。

One sec!
 → ちょい待って!

 

 

 

18. I appreciate it.(助かります / 感謝します)

Thank you より丁寧でプロフェッショナル。

ビジネスでも最高に使いやすい。

例文

Thanks for helping. — I really appreciate it.
 → 手伝ってくれてありがとう。— 本当に助かります。

I appreciate your time.
 → お時間いただき感謝します。

 

 

 

19. Good to know.(知れてよかった / 参考になる)

有益な情報・豆知識を聞いた時の自然なリアクション。

 

例文

The shop closes at 8. — Good to know.
 → あのお店8時に閉まるよ。— 知れてよかった。

That’s good to know for next time.
 → 次回のために覚えておこう。

 

 

 

20. It is what it is.(仕方ないね / どうしようもない)

英語圏で非常に使われる“あきらめ”フレーズ。

状況を受け入れる、サラッとした大人の言い方。

 

例文

We can’t change the schedule. — It is what it is.
 → スケジュールは変えられないよ。— まあ仕方ないね。

Traffic happens… it is what it is.
 → 渋滞は起こるよ、しょうがない。

 

 

 

まとめ

短いフレーズだけでも“英語できる感”は作ることができます。

自然でこなれたフレーズは、長い文法説明よりも即戦力になります。

まずはこの20個を会話に少しずつ混ぜるだけで、「あ、この人英語慣れてるな」感が一気にアップでしょう。

参考になれば幸いです!

日本人が間違える英語表現トップ10|ネイティブが驚く不自然な英語

英語を勉強していると、「あれ?学校で習った言い方と違う…?」と戸惑うことがあります。

私自身も、海外生活や英会話で実際に話してみて「あ、これ通じない」「ちょっと変に聞こえるんだ…」と気づいた表現がたくさんあります。

この記事では、日本人が特に間違えやすい英語表現トップ10を、私が実際に失敗した体験談などと共に解説します。

 

 

 

1. I'm fine. を多用する

How are you?への返答として決して間違いではありませんが、会話では少しよそよそしく聞こえます。

以前、私も英語初心者だったとき、ニュージーランド人の友達との会話でいつもHow are you?にはI'm fine.と答えていました。

するとその友達に、「いつもI'm fine.だね。友達なんだからgood!とかのが自然だよ」と言われたことがあります。

 

 

✔ 自然な言い方

I'm good.
Pretty good.
Not too bad.

 

 

 

2. I'm boring.(退屈な人、という意味に)

boringは「退屈」という意味とだけ覚えているため、このように表現してしまう日本人は多いです。

“boring” は「人を退屈させる側」の意味です。なので、これだと「私は退屈な人間です」と言う意味になってしまいます。

 

✔ 正しい言い方

I'm bored.(退屈している)

 

 

 

3. I have confidence.

英語で “confidence” は「名詞」なので、単独で使うと 何に対しての自信かが分からないため不自然に感じられます。

✔ 自然な言い方

I’m confident.
I feel confident about it.


名詞 “confidence” を使う場合、必ず about / in / with のような補足が必要です。

I have confidence in myself.
(自分に自信があります)

I have confidence in this plan.
(この計画に自信があります)

 

 

 

4. I was moved.(感動した)

文法的には合っていますが、日常会話では少し堅く聞こえます。

 

✔ よく使われる言い方

That was touching.
I was really impressed.

 

 

 

5. Please teach me English.

teach=“体系的に教える・先生のように教える” というニュアンスが強いです。

そのため、直訳では伝わりにくく、少し不自然に聞こえます。

私も以前ネイティブの人に言ったことがあるのですが、「学校の先生みたいだよ!」と少し笑って言われたことがあります。

 

✔ 自然な言い方

Can you help me with my English?
Can you explain this to me?

 

 

 

6.  I’m confusing.

“confusing” は「混乱させるもの」を指します。

そのため、この表現だと、私は(人を)混乱させるタイプの人間です。

→ 私はややこしい人です。という意味になってしまいます。

 

✔ 正しい言い方

I’m confused.(混乱している)
This is confusing.

 

 

 

7. “Let’s go to shopping.”

買い物に行こう!と言いたいときは“Let’s go shopping.”というのが自然です。

go + 動詞-ing は 「行って〜する」 の意味を作ります。

以下のような表現はよく使われるので覚えておくと便利です。

go swimming
go jogging
go camping
go shopping


この場合、shopping は動名詞扱いで、「どこへ行くか」ではなく「行って何をするか」を表しているので前置詞 to は不要 です。

 

 

 

8. Let’s go to drink.

英語では "go" のあとに「目的」が必要です。

私も以前“Let’s go to drink.” と言ったら、「どこへ?なにを?」と聞き返されてしまい、“for a drink” が自然だとそこで覚えました。


✔ 正しい言い方

Let’s go for a drink.

 

 

 

9. I’m very like this.

“very” は基本的に “形容詞・副詞” を強める語で以下のように使われます。

very good
very interesting
very quickly


そのため“very” は “like” (動詞)の前には置けません。

 

✔ 自然な言い方

I really like this.
I love this.

 

 

 

10. Do you understand?

理解してるの?と試されてる感じに聞こえてしまいます。

強めのニュアンスになるので、会話では注意が必要です。

海外で働いているときに、自分が店員にも関わらずお客さんが言っていることが理解できないでいると、“Do you understand?”と怒ったように言われてしまい、かなりキツく感じました。

 

✔ 優しい言い方

Does that make sense?
Are you with me?
Is everything okay so far?

 

 

 

まとめ

直訳に頼らないと英語はもっと自然になります。

日本語をそのまま英語に置き換えると、

・不自然に聞こえる
・ニュアンスが異なる
・失礼な言い方になる

などのズレが起きやすいです。

でも安心してください。

実際に使ってみて、失敗して、気づいていくことで、英語は確実に自然になっていきます。私も失敗だらけでした。

ぜひ今回の表現を、日常会話で少しずつ使ってみてください!参考になれば幸いです。

“as if / as though” の意味と使い方|「まるで〜のようだ」を自然に言う方法

英語で「まるで〜のようだ」と言いたいとき、ネイティブがよく使う表現が as if / as though です。

どちらも基本的に同じ意味で、日常会話からビジネス、SNSのキャプションまで幅広く使えます。

日本語でもよく使う比喩の感覚に近いので、使い方を覚えると表現の幅が一気に広がります。

この記事では、as if / as though の意味、文法、自然な例文、ニュアンスの違いまでわかりやすく解説します。

 

 

 

as if / as though の基本の意味

as if = as though = 「まるで〜のように」「まるで〜のようだ」

どちらを使っても意味はほぼ同じで、ネイティブはどちらも自然に使います。


比較的口語 → as if
少しフォーマル → as though

と言われることもありますが、現代英語ではほぼ同じと考えてOKです。

 

 

 

基本の文型

① 主語 + 動詞 + as if / as though + 文

一番よく使う形。


例:
He talks as if he knew everything.
彼はまるで全部知っているかのような話し方をする。

She looks as though she didn't sleep last night.
彼女はまるで昨夜寝ていないみたいに見える。

 

 

 

仮定法を使うケース(非現実的な「まるで」)

実際にはそうではないのに、「〜みたい」と比喩的に言う場合は 仮定法(過去形) を使います。

例:

He talks as if he knew everything.
→ 実際には知らないけど、知ってるかのように話す。

She treats him as though he were her child.
→ 実際は子どもではない。



・ポイント

主語に関係なく、be 動詞は were を使うのが伝統的ルール。
(現代では was も見られますが、英語学習的には were を覚えておくと◎)

 

 

 

現実に基づいた「まるで」→ 直説法(普通の時制)

「本当にそうかもしれない」「現実として可能性がある」場合は、仮定法にしません。


例:

She looks as if she is sick.
→ 彼女は本当に具合が悪いのかもしれない。

It sounds as though they are having a party.
→ 本当にパーティーをしているのかもしれない。

 

 

 

 

as if / as though を使った自然な日常例

She smiled as if she had won the lottery.
まるで宝くじに当たったみたいな笑顔だった。

He ran as though his life depended on it.
命がかかってるみたいに走った。

 


天気・景色の描写にも◎

It looks as if it's going to rain.
雨が降りそうな感じ。

The sky is so clear as though it were painted.
まるで絵みたいに空がきれい。

 


会話でよく出る言い回し

It’s not like I’m acting as if nothing happened.
何もなかったみたいに振る舞ってるわけじゃないよ。

 

 

as if の砕けた使い方(会話でよく使う)

ネイティブがよく使うカジュアル表現。
1語でツッコミ風に

“He said I copied him.”
“As if!”
「私が真似したって?ありえないし!」

 


皮肉・軽い否定

You make it sound as if I’m the bad guy.
私が悪者みたいな言い方しないでよ。

 

 

 

as if / as though の違いは?

基本的には どちらも同じ意味。


as if → 会話でよく使う、カジュアル
as though → 少しフォーマル、文章に向いている

とはいえ、ネイティブも意識して使い分けているわけではありません。
迷ったら as if を選んでOK!

 

 

 

まとめ

・as if / as though は「まるで〜のようだ」という意味で、ほぼ同じ使い方。

・as if はカジュアル、as though は少しフォーマル。

・仮定法を使うと非現実的な比喩、普通の時制なら「本当にそうかも」の意味。

・描写・感情・ツッコミなど幅広く使える便利な表現。



as if / as though は、英語の比喩表現の基本です。

使いこなせると文章がぐっと自然で豊かになります。練習して使ってみてください!

 

『〜して初めて…』は英語で?only when / not until の違いと使い方を解説

日本語の「〜して初めて…」は、英語では only when や not until を使って表現することが多いです。

どちらも「ある条件が満たされたとき、初めて何かが起こる」というニュアンスを表しますが、文の構造や強調ポイントが少し異なります。

この記事では、only when と not until の違いを、例文つきでわかりやすく解説します。

 

 

 

only when:~して初めて

only when + S + V, 主文(結果)という形で使われます。

ポイントは、:条件を強調しながら、主文(結果)は後ろに続くというところです。

 

● 例文

Only when I moved abroad, I realized how important my family is.
 海外に引っ越して初めて、家族の大切さに気づいた。

Only when you become a parent, you understand the true meaning of responsibility.
 親になって初めて、責任の重さがわかる。

Only when I tried it myself, I understood how difficult it was.
 自分でやってみて初めて、それがどれほど難しいか分かった。


※「only」がつくと“条件の部分が強く際立つ”のが大きな特徴です。

 

 

 

not until:〜するまで…しない

「Not until + 時間 / 行動, 主文(結果)」または「主文(否定) + until...」という形で使われます。

ニュアンスは、その時までは起こらなかった
→ そのタイミングで初めて起こった
という「否定」から入るのがポイントです。

 

● 例文

Not until I moved abroad did I realize how important my family is.
 海外に引っ越すまで、家族の大切さに気づかなかった。(=引っ越して初めて気づいた)

It wasn’t until I became a parent that I understood the true meaning of responsibility.
 親になるまで、責任の本当の意味がわからなかった。(=なって初めて分かった)

I didn’t understand how hard it was until I tried it myself.
 自分でやってみるまで、それがどれほど難しいか分からなかった。


※not until を文頭に置くと倒置(did 主語 動詞)が起こる点にも注意。

 

 

 

どちらを使うべき?

only when:条件の強調

not until:それまで起こらなかった“ギャップ”の強調


どちらも「〜して初めて」を表せますが、文章の雰囲気が少し変わります。

 

どちらを使っても自然な例(ニュアンスだけ違う)

日本語

「海外に住んで初めて、家族のありがたさに気づいた。」


● only when

Only when I lived abroad, I realized how grateful I should be for my family.
→ “海外に住む”という経験そのものを強調。


● not until

It wasn’t until I lived abroad that I realized how grateful I should be for my family.
→ “それまでは気づかなかった”というギャップを強調。

 

同じ意味でも、文章の印象が変わります。

 

 

 

まとめ

日本語の「〜して初めて」を英語にするときは、only when と not until のどちらを選んでもOK。

以下のニュアンスをおさえておくことが重要です。

only when:条件を強く示したいとき
not until:その瞬間まで起こらなかった“ギャップ”を描きたいとき

 

 

いかがでしょうか。

only when / not until の違いが理解できたでしょうか

ブログやSNSの英語表現としてもよく使われるので、ぜひ使い分けてみてください!

英語の「no wonder」の意味と使い方を徹底解説|例文でわかる“どうりで”のニュアンス

海外で生活していると、日常会話の中でよく耳にするのが no wonder。

シンプルなのにとても便利な表現で、「そりゃそうだ」「どうりで」「だから〜なんだ」というニュアンスを伝えるときに使われます。

この記事では、no wonder の意味・使い方・例文・間違えやすいポイントをまとめて紹介します!

 

 

 

no wonder の基本の意味

no wonder = なるほど/そりゃそうだ/どうりで〜だ

相手の話を聞いて「理由がわかった」という気持ちを表すときに使います。驚きよりも 納得 の気持ちを表す感じです。


「前から不思議だったこと」の理由がわかったときに使い、カジュアルでもフォーマルでも使える表現です。

 

 

 

 

no wonder の使い方

① No wonder + 結果(納得ポイント)

「どうりで○○なんだ」の形。

 

例:
No wonder you're tired.
どうりで疲れてるわけだね。

No wonder the café was crowded.
どうりでカフェが混んでたわけだ。


② No wonder + 理由
(because/that 省略のイメージ)

 

文法的には「It is no wonder that 〜」が省略された形。

 


No wonder he didn’t show up.
どうりで彼が来なかったわけだ。

No wonder she speaks English fluently.
なるほど、彼女が英語ペラペラなわけだ。

 

 

会話でのよくあるパターン

✔ 理由を聞いて即「No wonder!」

A: I slept only 3 hours last night.
B: No wonder!
(そりゃそうだ!/どうりで!)

短く返事だけで成立する便利な使い方です。

 

✔ No wonder you’re… のセット表現

No wonder you’re hungry!
どうりでお腹すいてるんだ。

No wonder you’re stressed.
どうりでストレス溜まってるわけだ。

 

 

 

It’s no wonder that 〜 との違い

① No wonder(口語・カジュアル)
→ 会話で頻出。短くて使いやすい。


② It’s no wonder that 〜(少しフォーマル)
→ 文章や丁寧な場面で

 

例:
It’s no wonder that he passed the exam.
彼が試験に合格したのも当然だ。

 

 

 

間違えやすい表現「I wonder」との違い

I wonder = 〜かな?と不思議に思う
no wonder = そりゃそうだ/不思議じゃない


まったく逆の意味になるので注意!

 

I wonder why he’s late.
彼が遅れてる理由はなんだろう?

No wonder he’s late.
どうりで彼が遅れるわけだ。

 

 

 

すぐ使える例文

No wonder it’s so hot today.
今日暑いのも無理はない。

No wonder you like this place.
そりゃこの場所が好きなわけだ。

No wonder they moved to Malaysia.
どうりで彼らがマレーシアに引っ越したわけだ。

No wonder my daughter loves this playground.
娘がこのプレイグラウンドを気に入るのも納得。

 

 

 

まとめ

no wonder =「どうりで」「そりゃそうだ」

理由を聞いて「納得」したときに使う

会話なら No wonder! の一言でもOK

文章では It’s no wonder that〜 を使うことも



日常英会話でとにかくよく出てくる表現なので、使い方を覚えておくと会話がぐっと自然になります。練習してつかってみてください!