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インド英語の特徴

英語は世界の共通語として様々な国で話されています。そのため国によって特徴や訛りなどがありますが、その中でも癖が強いことでなのが「インド英語」ではないでしょうか。

 

インド英語は「ヒングリッシュ」ともよばれ、独特のイントネーションや訛りがあるため、英語を話せる方でも「聞き取れない!」と苦手意識がある方が多いと思います。本日の記事ではそんな「インド英語の特徴」についてまとめたいと思います。

 

 

 

 

 

 

"r" を「ㇽ」と発音する

インド人は、r の音を「ル」のように発音します。巻き舌の「ルㇽ」のような音にも近いです。例えば、"water"を「ウォータㇽ」"park"を「パㇽク」、"super maelet"を「スペㇽマㇽケット」といった感じです。

 

 

 

 

 

 

"th" を「タ/ダ行」と発音する

"th"は私たち日本人にも少し難しい発音ですが、インド人の"th"の発音は「タ/ダ行」に聞こえます。例えば、"Thank you."を「タンキュー」、"think"を「ティンク」、three「トゥリー」といった感じです。

 

 

 

 

 

 

WやFを濁音で発音

インド英語では、WやFを濁音で発音します。WはVで発音し、FはBで発音します。例えば、wetは「ヴェット」、footは「ブット」のような感じです。

 

 

 

 

 

 

インド英語独特の単語・フレーズがある

インドでは英語とは全く異なる意味で単語を使用したり、インド特有のフレーズというのが存在します。いくつかご紹介させていただきます。

 

 

Hotel

英語で"Hotel"といえば「ホテル」の意味しかないですが、インド英語では少し違う意味があります。英語同様に、宿泊施設のホテルの意味もありますが、「restaurant(レストラン)」という意味でつかわれることがあります。

 

街中で大きな「Hotel」と書かれた看板を見つけても、そこはホテルではなくレストランの可能性もあるので覚えておきましょう。

 

 

 

 

What is your good name?

初めてこのフレーズを聞くと「goodって何?」と思うでしょうが、このgoodには特に意味はありません。ただ、"What is your name?"とあなたの名前を聞いているだけです。


これは、ヒンディー語で相手の名前を聞く際、goodにあたる表現を使うので、それがそのまま直訳されてこのフレーズになっているのが理由だそうです。

 

 

 

 

I have a doubt.

「疑っているの?」と驚いてしまいそうなフレーズです。これはインドでは、単に"I have a question" の意味で、何か質問がある時に使われるフレーズです。これを言われても、「何か疑われる?」と驚かないようにしましょう。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。本日の記事では「インド英語の特徴」についてご紹介させていただきました。インド英語になれていないと、その独特さに驚いてしまう方も多いと思います。

 

本日ご紹介したことを意識するだけで、リスニング力が格段に上がると思うので、「インドに行く予定のある方」「インド人と触れ合う機会のある方」は是非参考にしてみてください!

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