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中学英文法復習シリーズ④可算名詞と不可算名詞【英語の基礎を学びなおしたい方必見!!】

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今回の記事では中学英文法復習シリーズの第三弾「可算名詞と不可算名詞」についてご説明させていただきます。

 

英語には名詞が「数えられるのか」「数えられないのか」という独特の概念があります。日本語にはない考え方なので日本人には感覚をつかむのが難しく感じるかもしれません。

 

しかし、これを知ることで英語の基本でもある「冠詞(a/the)」の使い方も理解できると思います。では早速「可算名詞と不可算名詞」についてご説明させていただきます。

 

 

 

可算名詞と不可算名詞

上でもご説明したように、英語には「数えられる名詞」と「数えられない名詞」があります。数えられる名詞のことを「可算名詞」といい、数えられない名詞のことを「不可算名詞」と言います。では下でそれぞれの名詞の具体的な例をみていきましょう。

 

 

 

可算名詞

可算名詞は一つ、二つと数えられる名詞のことです。可算名詞はそのままの形では文中に使うことができません。そのため、名詞の前に「my/your/his(私の/あなたの/彼の)」か「this/that」がつかない場合は「a」または「the」をつけるか複数形にする必要があります。

 

・I lost my bag.(私はカバンをなくしました)
・I want a new car.(私は新しい車が欲しい)
・I own a house.(私は家を持っています)

 

 

 

不可算名詞

「water」「milk」「airのように数えられない名詞のことを「不可算名詞」といいます。不可算名詞の特徴としては「目に見えない」「具体的な形がイメージできない」ということです。具体的な例は以下の通りです。

 

固有名詞(地名/人名)

Japan(日本) Tokyo Station(東京駅)
Tom(トム) Mt. Fuji(富士山)

 

 

言語名、教科名、スポーツ名など

Japanese(日本語) science(理科) music(音楽)
baseball(野球) soccer(サッカー)

 

 

液体、素材、材料

water(水) tea(お茶) rain(雨)
paper(紙) oxygen(酸素)

 

 

全体としてとらえるもの

time(時間) money(お金) 
homework(宿題)

 

 

 

不可算名詞には「a/an」はつけませんし、複数形にもしません。不可算名詞の量を表す場合は以下のような表現をします。

some money
a lot of money
much money
a little money
a cup of tea
a bottle of water

 

 

 

可算と不可算を使い分ける名詞

ここまで可算名詞と不可算名詞の2つについてご説明しました。しかし、すべての名詞がどちらかに決まっているというわけではなく、実際には、場合によって可算と不可算のどちらでも使われるという名詞も存在します。下にいくつかの例をご紹介します。

 

 

Chicken
不可算名詞→「鶏肉」
可算名詞→「(一羽の)ニワトリ」

 

paper
不可算名詞→「物質名としての紙」
可算名詞→「新聞」

 

 

英単語の意味を調べる際は、名詞の場合はそれが可算名詞なのか不可算名詞なのかも見るようにしましょう。

 

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辞書によっては、可算名詞はCountable nounの略で[C]という記号、不可算名詞はUncountable nounの略で[U]という記号で記載されていることもあります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回の記事では「可算名詞と不可算名詞」についてご紹介させていただきました。

 

とても初歩的でありながら、今後の英語学習にも大きく関わってくる部分でもあるので、今日ご紹介した可算名詞と不可算名詞の基本をしっかり押さえておきましょう。

 

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