「仕事で英語を使う」「将来的に海外に住みたい」など様々な理由で大人になってから英語を学習し始める方はたくさんいます。独学でも着実に英語を身につけられる人もいれば、英会話スクールに何年通っても、なかなか話せるようにならない人もいます。
英語の効果的な学習法は色んなところで紹介されていますが、「英語初心者はやらない方がいい方法」があるんです。本日の記事では英語を始めたいと思っている方に、まず知っておいてほしい「初心者がやりがちな間違った英語勉強法」をご紹介したいと思います。
英会話スクールに通う
英語初心者がやってはいけない勉強法の一つ目は「英会話スクールに通う」ことです。初心者がいきなり英会話スクールに通っても、自分の理想のレベルに数ヶ月でなれることはほとんどありません。
これはスポーツに例えるとわかりやすいです。英語初心者が英会話スクールでネイティブと会話するというのは、「野球初心者」がいきなり「試合」をするようなものです。ルールもろくにわからずに試合をすれば、ボロ負けをして自信を無くしてしまうのは目に見えています。
これではうまくいきません。試合に出る前に、まずはルールを覚え、キャッチボール、バッティング、守備など様々な「基礎練習」をする必要があります。
英語の場合も同じでネイティブと話す前にまずは「単語」「文法」「リスニング」などの「基礎的な英語」を身につける必要があります。
聞き流しの教材を使う
CDの音声を聞き流すだけで英語がペラペラになるといった教材があります。しかし、聞くだけで覚えられるのは、実は子どもの頃だけで大人には不可能なんです。そのため、初心者がいくら英語の音声を聞き流しても、なんの意味もありません。
大人になってから英語を習得するには、上でご紹介したように、まずは「文法」や「単語」を習得し、その知識を使って英文の意味を理解してから、集中して聞いたり、英文を作って話す練習が必要になります。
英語ニュースを聞いたり洋画を見る
「ニュース」や「映画」を見て学習するというのは、内容が50%以上理解できる中級以上の方には効果的な方法ですが、初心者には全くおすすめできません。
ほぼ聞き取れない方がやっても時間の無駄ですし、何も理解できないことに落ち込み、挫折してしまう原因になってしまうのでやめましょう。
シャドーイングをする
「シャドーイング」とは、お手本となる英語の音声を聞きながら、それを影のように追いかけて読む練習法です。
このシャドーイングは「音」を正しく聞き取り、正しく「発音」する必要があります。とても難易度が高いトレーニングなので、初心者がやるべき勉強法ではありません。
「発音」や「単語」など英語の「基礎知識」がしっかりと身についてから行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。本日は「初心者がやりがちな間違った英語勉強法」をご紹介させていただきました。内容をまとめると以下の通りです。
・英会話スクールに通う
・聞き流しの教材を使う
・洋画や洋楽を聞きまくる
・シャドーイングをする
英語学習を間違った方法で始めてしまうと、習得するのに何十年もかかってしまったり、英語への苦手意識が強くなってしまったりする原因になります。
本日ご紹介した方法で英語を始めて挫折してしまった経験のある方は、始め方を変えてみてはいかがでしょうか。初心者におすすめの勉強法について知りたい方は下の記事をご覧ください!!