皆さんは在日韓国人をご存知でしょうか？在日韓国人とは文字通り日本に在留する韓国・朝鮮籍の人のことです。
在日韓国人は普通に生活していると日本人と何ら変わらず、国籍を言わなければわからないくらいですが、実は日本人と異なる文化や習慣も存在します。
本日の記事では、在日韓国人の間ではよくある話「在日韓国人あるある」をいくつかご紹介させていただきます。個人的な意見なのですべての人に当てはまらないことをご了承ください。
在日韓国人とは？
まずは、在日韓国人をよく知らない方のために、まずは在日韓国人の定義からご説明いたします。
在日韓国人とは第二次世界大戦前の日本の植民地支配の時代に、朝鮮から日本に移住したり、労働力として強制連行されたりした人が、解放後も韓国籍または朝鮮籍で日本に在住している朝鮮人のことです。
日本には現在約45万人の在日韓国人がいるといまれております。では実際にあるあるをご紹介していきます。
在日韓国人でも韓国語は話せない
在日韓国人といっても実は「韓国語を全く話せない」という人は珍しくありません。在日韓国人と聞くと「韓国人」と認識してしまいがちですが、現在は既に在日4世、5世の時代になっており、日本で生まれ育っているため、韓国語はおろか、韓国に行ったことないという方も多いようです。
家族の呼び名は韓国語
在日韓国人の方は普段は日本語で生活している人がほどんどですが、家族を呼ぶときは「アボジ（お父さん）」「オモニ（お母さん）」などと韓国語を使う場合が多いです。
また、在日コミュニティの中では年上の人のことを「〇〇ソンベ（先輩）」と読んだり、挨拶などは韓国語を使っているという人が多いようです。
民族名と日本名を持っている
在日韓国人の方は民族名（ハングル文字の名前）と日本の名前を持っている場合多いです。全く別の名前を持つ方もいれば、民族名が「金」で日本名が「金山」のように一文字残している場合もあります。また下の名前に関しても、漢字は同じで「ハングル読み」と「日本読み」で使い分けているという場合もあります。
実家が焼肉屋またはパチンコ屋
在日韓国人に多い職業として「焼肉屋」と「パチンコ屋」が挙げられます。「焼肉屋」と「パチンコ」は在日韓国人のオーナーが多く、そのため、昔から「焼肉屋」と「パチンコ」で働く在日韓国人は多いようです。
スポーツは韓国を応援する
在日韓国人の方達はスポーツなどでは韓国や北朝鮮を応援するという人が多いです。
在日韓国人の中でも日本の朝鮮学校で生まれ育った方々は、韓国語を使用して韓国の文化を学びながら育ってきたため、自身のアイデンティティーを「韓国人」と考えている人がほとんどです。そのため、スポーツ観戦では韓国を応援したり、日韓の問題などが起きると韓国側の立場で考えている人が多いようです。
いかがでしたでしょうか。本日は「在日韓国人あるある」をご紹介させていただきました。「知り合いに在日がいる」または「自身が在日韓国人」というかたは理解していただける部分があったのではないでしょうか。
日本で生まれ育っていても色々なことに違いがあって面白いですね。すべての人がそれぞれの価値感やアイデンティティーをより尊重し合える社会になるといいですね。
