日本で最も広く活用されている英語コミュニケーションテストの一つであるTOEIC 。英語を学んでいる方はTOEIC を目標としている方も多いと思います。
しかし、「TOEICで高得点を取得しても、英会話には繋がらない」「TOEICの受験は無駄」という声もあるため、TOEIC を受けるべきなのか迷う方もいるでしょう。
そんな方のために本日は「TOEIC を受ける意外なメリット5つ」をご紹介いたします。
就職・転職で有利になる
TOEICで高得点を取得すれば就職や転職の際、確実に有利になります。現在、約7割の企業がTOEICスコアを就職に必要な英語力の目安として使っていると言われています。
近年、日本国内の多くの企業がグローバルな展開を検討しています。海外展開には当然人が必要な訳で、企業にとってはグローバルな環境で活躍できる人材がより必要となってきています。
またTOEICスコアを昇進や昇格の条件としている企業も多くあるため、今後の昇進や昇格を考えても、TOEIC高得点を取っておいて損はないでしょう。
明確な目標が立てられる
英語学習において目標設定をする人は多いと思いますが、目標が「英語がペラペラになる」などの基準が曖昧なものだと挫折しやすいと言われています。
「TOEIC〇〇点を取る」などの明確な目標を立てることが、英語学習を継続する上でも重要なことです。
明確な目標を立てて勉強することで、スコアが上がるにつれて客観的に自身の英語力の向上が測れるため、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。
英語力が身につく
TOEICでは、ビジネスにおいて実際にネイティブが使っている丁寧な英語が学べます。
よく「TOEIC800点以上でも全然話せない人もいる」という声を聴くことがありますが、TOEICはリスニングとリーディングの試験のため、TOEICの得点が英会話力と直接繋がらないのは事実です。
しかし、例えば「英語が全くの初心者」と「TOEIC800点持ってる人」が同時に英会話の特訓を始めたとしたら「800点持ってる人」の方が確実に上達は早いです。
TOEICで高得点が取れるということはリスニング力、語彙力、文法力は身についているということです。あとは近年急増している便利コンテンツである「オンライン英会話」や「瞬間英作文」などでトレーニングすれば話せるようになるのはそう難しいことではありません。
TOEICという試験が英語学習の可能性を広げる第一歩となることでしょう。
自信がつく
英語を日常的に使っているという方でも、自分の英語力に自信があると感じる日本人はとても少ないと思います。
TOEIC900点を持っていても、洋画が完璧にすべて聞き取れるなんてことは難しいです。
しかし、実際にTOEIC900点を取得しているのは全体の僅か4%弱しかいないのです。その中で900点を取ったとしたら、「自分でもやればできるんだ」という自信がつきます。
海外経験が美化される
留学やワーキングホリデーなどで海外に行っていた方にいえることなんですが、ただ遊んでいたと思われがちな海外での生活がTOEICで高得点を取ることで「ちゃんと英語を習得してきた」と証明することができます。
私は20代のころワーキングホリデーで海外で生活したり、東南アジアを放浪していたことがあります。
当時は日本で働いている友達に「海外で遊べていいな~」「私も現実逃避しちゃおうかな~」などと言われたことがあり、とても悔しかったです。
しかし、帰国後TOEIC900点を取得して、翻訳の仕事に就いた時には「英語をちゃんと学んできたんだ」「すごい」と言ってもらうことが多くなりました。実体験としてTOEIC900点のパワーを強く感じました。
いかがでしょうか。本日は「TOEICを受ける意外なメリット5つ」についてご説明させていただきました。内容をまとめると以下の通りです。
①就職・転職で有利になる
②明確な目標が立てられる
③英語力が身につく
④自信がつく
⑤海外経験が美化される
「TOEICは必要ない」などのネガティブな意見を聞くこともありますが、多くの場合は自分が高得点を取れないから言っているだけだったりします。
TOEICを受けるか迷っているという方は、取りあえずやってみることをおすすめします。是非、TOEICスコアを目標に英語を勉強してみてください。
TOEICの点数の上げ方については以下の記事も参考にしてください!!
|
|