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TOEICパート7の攻略法【必ず知っておきたい!!】

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TOEIC Part7は全パートの中で1番問題数が多く、TOEIC全体のスコアに大きく関わってくる重要なパートです。そのため、TOEICで高得点を狙うには、Part7を攻略できるかがカギとなってきます。本日はTOEIC930点をとった私が実践していたPart7の攻略法をご紹介したいと思います。

 

 

Part7の概要

Part7は長文読解の問題です。
さまざまな種類の長文が用意されていて、それぞれの長文につき問題が出題されます。
出題される問題数は長文によって異なります。それぞれの問題に選択肢が4つあり、その中から長文の内容に合ったものを選択します。

 

 

Part7のスコアが低い人がまずやること


Part7で点数が取れない人の多くは、「時間内に最後まで解き終えることができない」という悩みを抱えていると思います。
そんな方はまず自分が下記のどちらのタイプか確認してみてください。


・ゆっくり読めばすべての長文の意味がだいたい理解できる
・ゆっくり読んでも理解できない文が多い

 

ゆっくり読んでも何が書かれているのか理解できない人は、おそらく「中学レベルの文法が頭に入ってない」「長文を読み慣れていない」人が多いと思います。
そのため、まずは下記の方法でリーディングの基礎を身につける必要があります。

・教材を使い、中学英文法を完璧にする
・英文ニュース記事などで英文を読みまくる

Part7の英文をゆっくり読めばすべての文の構造が理解できるレベルが理想的です。


次に、ゆっくり読めばほとんどの長文の意味が理解できる人は、TOEIC制限時間内でも正確に長文を理解し、解答する技術を身につける必要があります。


では、TOEIC Part7を時間内に終わらせるための解答法をいくつかご紹介します。

 

 

リーディングを時間内に終わらせる方法

長文の前に設問を読む


Part7を効率よく解答していくには、長文を読む前に設問を先読みするのが効果的です。
設問は1つの長文につき2〜5つあります。
複数の設問を同時に頭に残しておくのは難しいので、全ての設問を一気に読むのではなく、設問1だけ読んで、問題を解くようにしてください。Part7は本文と設問の順番が概ね一致するため、下記の流れで読み進めるとよいでしょう。

①一番最初の設問を先に読む
(この時、設問の選択肢は読まなくていいです)
②長文を読み、答えが書いてある箇所にきたら、最初の設問の選択肢を読んで解答する
③2つ目の設問を読む
④長文を続きから読み進め、答えを探す

 

上記①〜④を繰り返すことで最短で解答することができます。
(だだし、設問がNOT問題の場合は、設問を先読みする際に選択肢も一緒に読むことをおすすめします)

 

 

英文は緩急をつけて読む


英文すべてを同じスピードで読まないように心がけましょう。
前述の通りPart7は本文と設問の順番が概ね一致します。例えば、1つの文章に設問が3つの問題なら、設問1は文章の上部、設問2は文章の中部、設問3は文章の下部にヒントがある場合が多いです。


TOEIC模擬試験などの長文を繰り返し読みこむと、だいたい文章のどの部分にヒントが書かれているか目星がつけられるようになります。Part7は文章を読む際は「この設問はこの辺りにヒントがありそうだな」と予測しながら読むと、答えを見つけやすいでしょう。

 

 

一度で英文を理解する


TOEIC Part7が時間内に終わらない大きな原因は「2度読みをしてしまうこと」です。
2度読みとは、英文の途中で最初の方の文に戻ったり、理解できない部分でつまずいて何度も読んでしまうことです。Part7を時間内に解き終えるには、この2度読みを可能なかぎりなくして、1回で英文を理解する必要があります。

 

2度読みをしてしまう原因は主に2つあります。

 

①1つの文にわからない単語が複数ある

長文を読む際、わからない単語が出てくると前後の部分から単語の意味を推測し、全体の意味を把握しようとすると思います。
しかし、1つの文にわからない単語が複数あると全体の意味を捉えることができず、何度も同じ部分を読み直してしまいます。

それを避けるためには、とにかくTOEICの単語帳や模擬試験に出てきた知らない単語を覚えまくりましょう。

Part7に関してのみ言えば、単語のスペルや発音はあまり気にしなくていいです。単語を見たら日本語での意味が瞬時に浮かぶように、アプリや単語帳を使いひたすら暗記しましょう。

 

②文法の知識不足
先程、まずは中学英文法を完璧にすると説明しましたが、教材を使っていくら文法を学んでも、Part7の長文には、初めて見る構文も出てくると思います。必ずその都度文法を理解し覚えるようにしましょう。
TOEICの模擬試験などを解いたら、すべての長文を繰り返し読みましょう。そして知らない文法はすべて覚えます。


TOEIC4〜5回分の長文を読みこむことで、TOEICに出題されるほとんどの構文を網羅することができるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。本日紹介したTOEIC Part7の攻略法をまてみましょう。


・まずはリーディングの基礎を身につける
・長文の前に設問を読む
・英文は緩急をつけて読む
・一度で英文を理解する

 

この記事でご紹介した点を意識することで、難問と言われるTOEIC Part7を味方につけて、効率よく点数を稼いじゃいましょう☆